石破茂前首相が政府の「おこめ券」配布に苦言
石破茂前首相が23日、ABEMAの報道番組「ABEMA的ニュースショー」に生出演し、政府が進めるコメ価格高騰対策について自身の考えを述べました。
政府は新たな経済対策として、食料品高騰への対応におこめ券や電子クーポンの活用を促す方針ですが、石破氏はこの手法に対して疑問を投げかけました。
番組内で石破氏は、税金を財源としておこめ券を配るという手法について、経済的に余裕のない人々への実質的な助けになるかと、懸念する姿勢を見せました。
単に券を配布して一時的に喜ばれることよりも、昨夏のような米不足や価格高騰を解消し、必要な時に手頃な価格で米が手に入る供給体制を整えることの方が、税金の使い道として適切であると主張。
安易なバラマキよりも、市場の安定化こそが優先されるべきだという認識を示しました。
SNS上では、
「責任なくなったら適当なことばっか言いやがってどこまで国民をバカにするやつなんだ?」
「あなたが言うな! 」
「少なくとも元総理となってしまった以上、やめても発言に責任は伴うと私は思うので、意見を口にした以上は国民のために具体的に動いてください」
「3000円が一回ならなんの足しにもならない。」
「おこめ券配布に異議があるのは私も同じではありますが、少なくとも石破氏よりは何かしようという気持ちは現政権にはあるとは思います。」
など、さまざまな意見が寄せられています。














