片山財務大臣が記者会見で不快感「失礼ですよ」と言及
12月23日に行われた片山さつき財務大臣の記者会見にて、長期金利の上昇や現政権の経済政策を巡り、大臣が質問を重ねる記者に対して厳しい口調で言及する場面がありました。
会見では、長期金利が27年ぶりの水準に達している現状を受け、記者から「市場は現政権の財政政策を放漫だと判断しているのではないか」との指摘が飛びました。
これに対し片山大臣は、金利の変動が直ちに財政運営への不信に直結するものではないと反論。
国際機関からも財政の持続可能性について肯定的な評価を得ていると強調し、現在の政策は秩序に基づいた責任あるものだとの認識を示しました。
さらに、安倍政権から続く「アベノミクス」の評価と継承についても波及しました。
記者が経済政策の転換時期について見解を求めた際、片山大臣は民主党政権時代と比較してアベノミクスの成果を説明し始めましが、途中で記者が発言を遮る形で言葉を挟んだことに対し、「すいません私まだしゃべっているんですけど、失礼ですよ」と言及。
大臣は、時代の変化に応じた投資を優先する「現代版」の対応を行っているとし、継承の是非を議論することに意味はないとの持論を展開しました。
国民の関心が高い金利や経済政策の議論において、行政側とメディア側の双方が建設的な対話を行う姿勢が求められているようです。
SNS上では以下のようなコメントが寄せられています。
「質問しているのは本当に政治記者なのでしょうか。」
「片山大臣は財務や金利、財政に関してプロ中のプロ。記者もプロの方に対応して欲しい。ただ、排除せずに門戸を開いている日本は民主主義の証だと思います。」
「まず、これに関しては大臣に直接質問をするという国民にとっても重大な立場でありながらそのような社会人としてのマナーがなっていない記者が悪いのは間違いありません。」
「表情は常に険しいものだった。痛い所を突かれてひるんだのだと思う。」














