岸博幸X(@hiroyukikishi)
「死ぬ前に言うたる」山本太郎氏のあまりに早すぎる復活と、闘病中の岸博幸氏が抱いた「医学的違和感」の正体
多発性骨髄腫の「一歩手前」という、医学的には極めて曖昧な表現を理由に、電撃的な議員辞職と無期限活動停止を発表したれいわ新選組の山本太郎代表。しかし、その舌の根も乾かぬうちにマイクを握る姿を見て、多くの国民が首をかしげたはずです。2月6日の応援演説で放たれた「死ぬ前に言いたいこと全部、言うたるぞ」「遺言として」という悲劇のヒーロー然とした台詞。これに対し、実際に同病で過酷な治療を続ける岸博幸氏が、SNSで痛烈な「NO」を突きつけました。
岸氏は「血液の数値がそこまで悪化してないなら、まだ死ぬ心配はないはず」と指摘。さらに、しんどい治療に耐えている患者たちに対して「失礼だと思う」と切り捨てました。この専門的かつ当事者としての指摘は、世間にくすぶっていた「本当にそこまで重病なのか?」という疑念に火を付ける結果となっています。
SNS上でも、山本氏のあまりにドラマチックな展開に対し、厳しい声が相次いでいます。
『一歩手前で辞職して、数日で街頭演説? 計画的なパフォーマンスにしか見えない』
『本当に苦しんでいる患者をダシに使っているようで、生理的な嫌悪感を覚える』
『「死ぬ死ぬ詐欺」と言われても文句は言えない。辞職する必要があったのか疑問』
過去にも、ここぞという場面で極端な行動に出てきた山本氏ですが、今回は「命」や「不治の病」という、最も慎重に扱うべきカードを切りました。もしこれが、支持者の同情を引くための、あるいは党の注目度を維持するための「設定」だとしたら、それは政治家としての倫理を逸脱していると言わざるを得ません。本当に体が動かないほどの重病であれば、池袋の雑踏で声を張り上げることなど到底不可能なはずだからです。
政治の世界では「病気」が政局の道具に使われることは珍しくありませんが、今回のように具体的な病名を出しながら、矛盾を突かれるケースは異例です。岸氏の怒りは、単なる政治的対立ではなく、病と真剣に向き合う者としてのプライドから来るものでしょう。
山本氏には、自身の病状について「一歩手前」などという文学的な表現ではなく、客観的な事実を示す責任があるのではないでしょうか。
これ以上の不信感を広げないためにも、パフォーマンスではない誠実な説明が求められます。














