「ごめんね、今回は欠席で」結婚式に来てくれなかった友人。だが、友人が結婚する時に、耳を疑うようなお願いをされた
「私の式には来なかったのに、受付頼むの?」モヤモヤの末に出した、私の答え
相手は、高校時代からの友人。
卒業後も年に何度も顔を合わせる、いわゆる「いつメン」。
何でも話せる、大切な存在。
だからこそ、私が結婚式を挙げることになった時、真っ先に彼女の顔が浮かびました。
「当然、来てくれる」。
そう信じて送った招待状。
しかし、返ってきたのは予想外の言葉。
「本当はすっごく行きたいんだけど……ごめんね、今回は欠席で」
「えっ、そうなんだ……。ううん、気にしないで!忙しいもんね」
本当は行きたいけれど、という言葉。
でも、具体的な理由はナシ。
仕事?金銭的な事情?それとも……。
「言いたくない事情があるのかもしれない」。
そう自分に言い聞かせ、それ以上深くは聞きませんでした。
それでも、胸に残る小さな寂しさ。一番に来てほしかったのに。
モヤモヤするお願い
それから時が経ち、今度はその彼女からの連絡。
「久しぶり!実はね、私も結婚することになったの!」
「えっ、本当!?おめでとう!」
電話越しに弾む声。
友人として、心からのお祝い。
しかし、彼女の口から続いたのは、耳を疑うお願いでした。
「それでね、ぜひ私の結婚式に出席してほしいの。あとお願いなんだけど……受付もやってくれないかな?」
「えっ……受付?」
「うん! 〇〇(私)なら安心だし、ぜひお願いしたくて」
悪気のない、明るい声。
嫌味な言い方をされたわけでも、無理強いされたわけでもありません。
彼女にとって私は「信頼できる友人」で、純粋にお祝いしてほしいと思ってくれているのでしょう。
でも、電話を切った後、止めどなく広がる黒い感情。
(お祝いしたい気持ちはある。嬉しいことだし。……でも)
脳裏をよぎる、あの時の記憶。
(私の結婚式のときは、来てくれなかったのに?)
(理由は言わずに断ったのに、自分のときは出席だけじゃなくて、受付まで?)
もしあの時、「実はこういう事情で」と一言あれば、私の気持ちも違ったはず。
でも、あやふやな理由で断られた過去がある以上、手放しで「喜んで!」とは言えなかったのです。
「私の時は来なかったくせに」。
そんな見返りを求める自分が嫌になる一方で、このモヤモヤを抱えたまま笑顔で受付をするのは、きっと無理。
数日の葛藤。
悩んだ末、私は自分の心に正直になることを選びました。
「改まってごめんね。結婚、本当におめでとう! でも式のこと、今回は欠席させてもらおうかと思って」
「えっ……そっか。都合、悪いかな?」
「うん、ちょっとね。その代わり、今度そっちに遊びに行ったときに、ゆっくり個人的にお祝いさせてね! 美味しいものでも食べに行こう」
「そっか……残念だけど、わかった! じゃあ今度会えるの楽しみにしてるね」
電話を切り、ふっと軽くなる肩の荷。
結婚式という晴れ舞台には行かないけれど、友人関係を切りたいわけじゃない。
「お祝いは個別に」。この形こそが、今の私たちに一番心地よい距離感。
無理をしてモヤモヤを抱えるよりも、笑顔で「おめでとう」と言える選択を。 これでよかったのだと、今は思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














