「うわ、また始まった…」隣人が庭でバーベキュー大会。だが、騒音を撒き散らす隣人たちに自業自得の雷が落ちる
庭で騒ぐ隣人
「うわ、また始まった……」
せっかくの土曜日。
日頃の疲れを癒そうとソファでまどろんでいた私は、窓の外から聞こえる騒音に飛び起きました。
「ウェーイ!カンパーイ!!」
「肉どんどん焼いてこうぜー!」
カーテンの隙間から覗くと、お隣の庭では恒例のバーベキュー大会が開催中。
大人たちの野太い笑い声に混じって、子供たちの金切り声も響き渡ります。
「ギャー!ママー!見て見てー!」
窓を閉め切っても、壁を突き抜けてくる騒音と、漂ってくる脂っこい煙の匂い。
(本当に勘弁してよ……毎週毎週……)
テレビの音量を上げてもかき消せない騒ぎ声に、私のイライラは限界寸前。でも、持ち家同士の付き合いを考えると、文句なんて言えません。
「せっかくの休みなのに、なんで私が我慢しなきゃいけないの」
悔し涙が滲みそうになった、その時でした。
御隠居の雷
「いい加減にせんかぁあああ!!!」
雷が落ちたような怒鳴り声が、あたり一帯に響き渡りました。
一瞬で静まり返るお隣の庭。
「えっ?」
私が驚いて様子を伺うと、そこには仁王立ちした裏の家の御隠居さんの姿が!
普段は厳格そうで近寄りがたいおじいちゃんですが、今はまさに救世主に見えます。
「煙はこっちまで入ってくるわ、声はデカイわ!自分たちさえ楽しければいいと思っとるんか!」
お隣の旦那さんが慌てて出てきます。
「あ、いや、その……昼間ですし……」
しかし、御隠居さんは一歩も引きません。
「昼間なら何してもいいわけなかろうが!ここは住宅街だ!騒ぎたければキャンプ場へ行け!庭は公園じゃないぞ!」
その剣幕に、お隣の友人たちも「やべっ……」という顔でそそくさと片付けを開始。
子供たちも静かになり、あっという間に解散となりました。
小さくなって謝るお隣さんを見ながら、私は心の中でガッツポーズ。
「御隠居さん、ナイスすぎます……!!」
その後、お隣でのバーベキューはパタリとなくなりました。
静寂を取り戻したリビングで飲むコーヒーは、今までで一番美味しかったです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














