「メイクするのも悪くないかも」普段はすっぴん派の私がガッツリメイク。だが、スマホを開こうとすると思わぬ失敗が…
スマホに拒絶された日
これは、30代の私が体験した、ちょっぴり切なく、そして複雑な気持ちになった出来事です。
普段の私は、基本的に「すっぴん」派。
仕事もリモートが中心ですし、近所のスーパーに行くくらいならマスクで隠せますからね。
肌断食という名の、ただのズボラ生活を満喫しています。
「化粧なんて、最後にしたのいつだっけ?」
そんな私が先日、久しぶりに友人とランチに行くことになりました。
おしゃれなお店だし、さすがにこれは気合を入れないと!と、鏡の前でメイク道具を広げたのです。
「よし、まずは下地から……。ファンデーションも今日はしっかり塗っちゃおう」
久しぶりの感触に少し戸惑いながらも、眉毛を丁寧に描き、アイラインを引いて、マスカラもオン。
仕上げに明るい色のリップを引くと、鏡の中にはいつもとは違う「私」がいました。
「おー、なんか新鮮。たまにはメイクするのも悪くないかも」
鏡に向かってニヤリと笑いかけ、なんだか気分も上々です。 準備万端、そろそろ出かけようとスマホを手に取った、その時でした。
画面を覗き込むと、いつもなら一瞬で外れるはずのロックが解除されません。
「……あれ?」
角度が悪かったのかな?もう一度、真正面から画面を見つめます。
シーン……。
画面上の鍵マークは固く閉ざされたまま。
スマホは沈黙を貫いています。 そして無情にも表示される『パスコードを入力してください』の文字。
「いやいや、私だってば!このスマホの持ち主!」
思わずスマホに向かって話しかけてしまいました。
でも、スマホの反応は冷ややかなもの。何度やっても、顔認証機能が反応してくれないのです。
「うそでしょ……?」
気づいてしまった事実
そこでハッと気づきました。 このスマホを買ってから、顔認証の登録をした時の私。
そして、毎日ロックを解除している私。
それは常に「すっぴん」だったのです。
「え、つまり何?機械が『別人』って判定するくらい、すっぴんとメイク後の顔が違うってこと?」
今のメイクした顔が、スマホにとっては「登録されていない知らない女」に見えているという事実。
それって、メイクが上手くいったと喜ぶべきなんでしょうか。それとも、すっぴんとの差が激しすぎることを嘆くべきなんでしょうか。
「……なんか、複雑」
結局、パスコードを手入力してロックを解除しました。
待ち合わせ場所に向かう道中も、なんだか心の中でモヤモヤが消えません。
「ねえ、私そんなに変わった?詐欺レベル?」
友人に会ったら、開口一番にそう聞いてみよう。 手に持ったスマホを恨めしく睨みながら、私はため息をついたのでした。
皆さんのスマホは、ちゃんと「よそ行き」の顔も認識してくれますか?
たまにはメイクした顔もスマホに覚えさせておかないと、いざという時に「誰ですか?」と門前払いされちゃうかもしれませんよ。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














