出典:ゆきぽよ(木村有希)インスタグラム(poyo_ngy)
かつてのバラエティ女王が直面した過酷な現実と、愛する母へ捧げる献身的な再出発の形
かつて睡眠時間を削って画面を彩ったギャルタレントの象徴が、今、人生の大きな分岐点に立っています。タレントのゆきぽよさんが、ABEMAの番組において、自身の所有する資産を売却し、母親の介護と新たなビジネスへの資金に充てる様子を公開しました。華やかな芸能界の頂点から、スキャンダルによる急転直下、そして家族の病という重重しい現実に直面した彼女の姿は、多くの視聴者に衝撃を与えています。
2017年のバチェラー・ジャパンで一躍スターダムに駆け上がった彼女は、当時、分刻みのスケジュールをこなす超売れっ子でした。22歳にして高級車を一括購入するほどの経済力を手にしましたが、2021年に知人の不祥事に巻き込まれる形で活動自粛を余儀なくされます。世間からの激しいバッシングを浴び、一時は自暴自棄に近い精神状態にまで追い込まれたといいます。
そんな彼女に追い打ちをかけたのが、最愛の母であるミッシェルさんの発病でした。ステージ3の癌という診断を受け、高額な治療費が必要になった際、ゆきぽよさんは迷わず愛車やブランド品を手放す決断を下しました。かつての成功の証を売却して得た資金をすべて治療費に充てるというその行動は、これまでの派手なイメージを覆すほど切実なものでした。
現在は母の生きがいを取り戻すため、フィリピン料理店の開業を目標に掲げています。SNSでは彼女の姿勢に対して多くの声が上がっています。
『親のためにプライドも資産も捨てられるのは純粋にかっこいいと思う』
『どん底を見た人間は強い。中途半端なタレントよりよっぽど応援したくなる』
『過去の過ちは消えないけれど、今の彼女の必死さは伝わってくる』
『芸能界でまた稼ぐのではなく、地道な商売を始めようとするのは賢明な判断』
一方で、かつての騒動を知る層からは、美談にすることへの違和感や、飲食業の厳しさを指摘する冷ややかな視線も存在します。しかし、現在のギャルタレント枠は群雄割拠の時代。エルフ荒川さんや信子さんのような新勢力が台頭する中で、彼女が生き残る道は、単なるキャラクター消費ではなく、こうした人間味あふれる泥臭い姿を見せることなのかもしれません。
贅沢品を現金に換え、母の笑顔のために奔走する姿は、かつての派手なギャル像とはかけ離れています。
しかし、その必死な形相こそが、今の彼女にとって最もリアルな輝きを放っているのではないでしょうか。














