「またこれ、私がやるの…?」実家の散らかったキッチン。仕方なく片付けた後の、母の信じられない一言
小馬鹿にする母親
「グァー、グァー……」
休日の昼下がり、リビングに響き渡るのは母親の豪快なイビキ。
目の前の惨状に、私はギリッと唇を噛み締めました。
「またこれ、私がやるの…?」
視線の先には、目を覆いたくなるほど散らかったキッチン。
シンクには崩れそうなほどの洗い物がタワーを作り、コンロ周りはギトギトの油汚れ。
数時間前、母親は私を小馬鹿にしたような目でこう言い放ちました。
「あー、今週は疲れたわ。あんた、休みでずっと家にいるんでしょ?キッチン片付けといて」
「えっ、ちょっと待ってよ!こんなに汚いの、私ひとりでやるの?」
「はあ?実家にタダで住ませてもらってるんだから、これくらい当然でしょ。文句言わずにやりなさいよ」
そう言い残し、そそくさとソファへ。そしてあっという間に夢の中へ突入です。
いつもこう。都合のいい時だけ「実家にいる身」を盾にして、私をタダ働きの家政婦のように扱うのです。
「はぁ、やるしかないか……」
反論すれば、何倍にもなって嫌味な言葉が返ってくるだけ。
理不尽さに涙が出そうになるのを堪え、ゴム手袋をはめて洗い物の山へ突撃。
お皿を一枚洗うごとに、リビングから聞こえてくる平和な寝息がやけに神経を逆撫でしてきます。
「お母さんは寝てるだけでいいよね。私がどれだけ我慢してるか、知りもしないで!」
心の中で叫びながら、シンクを磨き上げ、コンロの油汚れをゴシゴシ。
1時間以上かけて格闘し、ようやくキッチンは元の輝きを取り戻しました。
「終わった……」
腰をトントンと叩きながらリビングに戻ると、ちょうど目を覚ます母親の姿が。
「あ、片付け終わったの?」
「うん、全部ピカピカにしておいたよ。油汚れ、すっごく大変だったんだから」
せめて「ごくろうさん」の一言くらいあるかと思いきや。
母親はキッチンをチラッと見て、冷たく言い放ちました。
母の言葉
「ふーん。まあ、家にいるんだからこれくらいやって当たり前よね。あ、ついでに夕飯の買い物も行ってきてよ」
「……えっ、それだけ?」
「なにが? 当たり前のことしただけで、お小遣いでももらえると思ったの?ほんと、図々しい子ね」
結局、「ありがとう」の一言もなし。
実家暮らしだから、家事を手伝うのはわかります。
でも、少しでもお小遣いがもらえるなら「仕事」として割り切れるのに。感謝されるどころか、当然のように搾取される毎日。
ピカピカのキッチンとは裏腹に、私の中には黒くて重い、ドロドロとした感情だけが渦巻いているのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














