出典:NEUTRALWORKS.
インスタグラム(neutralworks)
氷上の女王から街のバリスタへ転身した小平奈緒の現在
2018年平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得し、日本中に感動を届けた小平奈緒さんが、意外な場所でセカンドキャリアを築いています。かつてリンクで見せた鋭い眼差しとは打って変わり、現在は穏やかな笑顔でコーヒーを提供する姿が注目を集めています。現役引退から約1年半、彼女が選んだのは長野県松本市にあるカフェのプロデュースという道でした。
小平さんは自身のSNSで、レーシングスーツからエプロン姿へと装いを変えた写真を公開しました。この投稿には、現役時代のストイックなイメージを持つファンから驚きの声が続出しています。彼女が拠点に選んだのは、現役時代に所属していた相澤病院のすぐ隣。お世話になった場所の近くで、今度は地域の人々の心を癒やす活動を始めています。
このカフェ、クライミング・コーヒーは、単なる飲食店としての枠を超え、街を繋ぐ山小屋のような居場所を目指しているといいます。日々の生活の中でふと立ち寄り、心身を整えて再び歩き出せるような空間作りには、多くのアスリートを支えてきた彼女ならではの視点が反映されています。有名スポーツブランドがユニフォーム製作に協力するなど、彼女の志に賛同する動きも広がっており、その活動は本格的です。
SNSでは、この劇的な転身に対して多くのユーザーが反応を示しています。
『ユニフォーム姿、素敵です』 『びっくりしました!バリスタへの転身』
『いつの間に!』 『小平さんに会えるとかスゲェな』
『相澤病院近くというのがまたいい』
『来店したけど緊張しすぎて話しかけるとか無理だし、目もほぼ見れない』
一方で、これほどの実績を持つアスリートが、なぜ一見畑違いに見える飲食業に身を投じたのかという点に、疑問を抱く層もいるかもしれません。しかし、彼女が平昌五輪で見せた、ライバルの韓国選手を抱きしめて称えたあの精神性は、現在の接客という形でも生きているように感じられます。頂点を極めた者が、今度は地に足をつけ、一杯のコーヒーを通じて社会に貢献しようとする姿勢は、むしろ一貫性があると言えるでしょう。
有名人が名前を貸すだけのタレントショップとは一線を画し、自らが現場に立ち、ユニフォームの機能性にまでこだわるその熱量は、まさに職人気質そのものです。
かつて世界を熱狂させた彼女が、今は小さなカップを通じて誰かの日常を支えているという事実は、引退後のアスリートの在り方に新たな一石を投じています。














