「これ、完全に煽られてるよね?」30キロ制限の道で煽ってくる車。だが、私を追い越した後に待っていた自業自得の結末
30キロ制限の静かな道。背後に迫る「異常な近さ」のプレッシャー
平日の昼下がり、のどかな田舎道を走っていた時のことです。
そこは小学校が近く、制限速度30キロの細い通学路。
「子供が飛び出してくるかもしれないし、慎重に行こう」と、メーターを確認しながらゆっくり車を進めていました。
ふとバックミラーに目をやった瞬間、思わず息を呑みました。
いつの間にか、一台の車が背後にピタッと張り付いていたのです。車間距離は、素人目に見ても数メートルあるかないかの異常な近さ。
「うわっ、近いな……。これ、完全に煽られてるよね?」
私の焦りをよそに、後ろの車は左右に小刻みに揺れ、執拗にプレッシャーをかけてきます。
「いやいや、ここは30キロ制限。これ以上出したら危ないって」
心の中で言い聞かせますが、相手は苛立ちを隠せない様子。
ついには「パチパチッ」と激しいパッシングまで始まりました。
「うわ、またパッシングだ。そんなに急いでるのか……。怖いなあ」
ミラー越しに突き刺さる強い光に、私はたじろぎます。トラブルに巻き込まれるのも、後ろからの圧迫感に耐え続けるのも限界でした。
「……よし、譲ろう。先に行ってもらったほうがマシだ」
少し道が広くなった路肩に車を寄せ、ハザードを出して停車。まずはやり過ごすことにしたのです。
猛スピードで走り去った直後……。カーブの先に待っていたのは
すると後ろの車は、待っていましたと言わんばかりに猛加速。
「ブォォォォン!」
耳を突くようなエンジン音を響かせ、私の横を猛烈な勢いで追い抜いていきました。
「危ないな!あのスピード、絶対に出しすぎだよ……」
あっという間に小さくなっていく後ろ姿。
私は深くため息をつき、再びゆっくりと走り始めました。
ところが、それからわずか1分ほどのこと。距離にして500メートルも進んでいない場所で、信じられない光景が目に飛び込んできました。
「……えっ? あれって、さっきの車じゃない?」
前方の道に、見覚えのある車が停車させられています。そのすぐそばに立っていたのは、赤い旗を持った警察官。
「あ、ネズミ捕りだ!」
どうやら、見通しの悪い場所で速度取り締まりが行われていたようです。
あの勢いで突っ込めば、捕まらないはずがありません。
車の横をゆっくり通り過ぎる際、チラリと運転席を覗くと、警察官に書類を提示しながらガックリと肩を落としているドライバーの姿。
「そんなに煽って急いだ結果が、これか……」
皮肉な結末に、私は不謹慎ながら「自業自得だな」と感じずにはいられませんでした。
「やっぱり、安全運転が一番の近道なんだな」
改めて気を引き締め、私は穏やかな気持ちで目的地へと向かいました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














