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ロケバス内での蛮行を否定する元人気芸人の言い分と司法の厳しい現実
かつてお茶の間の人気者としてテレビで見ない日はなかった、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー、斉藤慎二被告。ロケバス内という閉鎖的な空間で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われている彼の初公判が13日、東京地裁で開かれました。世間の注目が集まる中、斉藤被告が口にしたのは「相手が同意してくれていると思っていた」という無罪の主張でした。
この衝撃的な展開を受け、同日放送の「ゴゴスマ」では、国際弁護士の清原博氏が現在の状況を冷静に分析。検察側の主張によれば、被害女性は斉藤被告との圧倒的なキャリアの差に恐怖を感じ、拒絶すれば自身の仕事や立場に悪影響が及ぶのではないかという強い圧迫感の中にいたとされています。一方で、弁護側は「行為そのものに合意があったと誤認していた」とし、犯罪の故意を否定する構えを見せています。
しかし、法曹界の視点は極めてシビアです。清原氏は、この種の事案において量刑を左右する最大のポイントである「示談」が成立していない現状を危惧しています。通常、被害者との示談が成立し、許しを得ている状況であれば執行猶予が付く可能性も残されます。しかし、現時点でそれがない以上、斉藤被告は極めて厳しい局面に立たされていると言わざるを得ません。
SNS上では、この無罪主張に対して厳しい声が相次いでいます。
『同意があったと思い込んでいたなんて、あまりにも身勝手な言い分ではないか』
『仕事の立場を利用した卑劣な行為。しっかり罪を認めて反省すべきだ』
『あんなに笑わせてもらっていたのに、裏でこんなことをしていたと思うと幻滅しかない』
清原氏の解説によれば、もし有罪判決が下り、かつ示談が成立していない場合、初犯であっても懲役5年から6年程度の拘禁刑、つまり実刑判決が下される可能性が高いとのことです。被害者が厳罰を望んでいる状況下では、執行猶予という救いの手は差し伸べられないのが通例です。
かつてトリオのリーダー格としてメンバーを牽引し、競馬番組や教育番組でも活躍した面影は今やありません。法廷で見せたその主張が、反省の色なき自己弁護と取られるか、それとも新たな事実を炙り出すのか。
いずれにせよ、失われた信頼と被害者の心の傷を考えれば、彼が歩むべき更生への道は果てしなく険しいものになりそうです。














