
ロケバス内での蛮行は同意だったのか。法廷で明かされたLINEの内容が突きつける残酷な現実
お笑いトリオ、ジャングルポケットの元メンバーである斉藤慎二被告の裁判が、新たな局面を迎えています。一時はテレビで見ない日はないほどの人気を誇ったコメディアンが、一転して不同意性交などの罪で被告席に座る。その衝撃は今なお収まる気配がありません。初公判で斉藤被告は、相手が同意していると思っていたと起訴内容を否認しましたが、先日行われた被害女性の母親への証人尋問では、その主張を真っ向から否定する生々しい証言が飛び出しました。
裁判で明らかにされたのは、事件当日に女性が母親に送ったメッセージの内容です。そこには、生々しい拒絶の言葉が並んでいました。
『ジャンポケ斉藤、気持ち悪いんだけど。チューしようとしてきた』
この短い一文に、どれほどの困惑と恐怖が込められていたのでしょうか。母親の証言によれば、帰宅した女性はあまりのショックに、なぜ自分ばかりがこのような目に遭うのかと泣き崩れ、自ら命を絶ちたいとまで口にしていたといいます。
SNS上では、このあまりに凄惨な告白に対して、斉藤被告への厳しい批判と被害者への同情の声が渦巻いています。
『気持ち悪いという直感的な言葉が、すべてを物語っている気がする』
『仕事の現場でこんなことが起きるなんて、もはやホラーでしかない』
『同意があったと信じていたという主張は、自分の都合しか考えていない証拠ではないか』
『被害者がここまで追い詰められているのに、まだ無罪を主張する神経が理解できない』
これらの反応から伺えるのは、世間が抱く強い不信感です。特に、密室となり得るロケバスという環境で、優位な立場を利用して行為に及んだのではないかという疑念は、ハラスメントへの危機感とも重なります。芸能界という特殊な環境下で、売れっ子芸人という地位が一種の特権意識を生み、相手の感情を無視する鈍感さを育ててしまったのではないか。そんな厳しい視線が注がれています。
一方で、斉藤被告は法廷で目を伏せ、沈黙を守っています。彼が主張する同意の根拠が何であったのかは不明ですが、被害女性が抱いた死にたいほどの絶望感と、彼の認識との間には、あまりにも深すぎる溝が存在します。
被害者が声を上げにくい状況や、加害者側の都合の良い解釈がまかり通る現状には、多くの人が疑問を感じているはずです。














