「もっと、言い方があるんじゃない?」会社のデスクで起きた同僚との香水トラブル。フロアに響く怒号で頭が真っ白に
デスクでの1プッシュ。その直後に飛んできた怒声
毎日のデスクワーク。
仕事に行き詰まったとき、皆さんはどうやって気分転換をしていますか?
私にとってのリフレッシュ方法は、お気に入りの香水。その日も午後からの業務に向けて気合いを入れようと、鞄から愛用の小瓶を取り出しました。
周りの迷惑にならないよう、手首にそっと1プッシュ。
「よし、これで午後も頑張ろう」
ふわっと広がる大好きな香り。少しだけ気分が明るくなった、まさにその直後のこと。
隣の席の同僚が、バンッ!と大きな音を立ててキーボードから手を離したのです。
「ねえ、ちょっと。今、香水つけた?」
不機嫌さを隠そうともしない声。
驚いて振り返ると、彼女は眉間に深いシワを寄せ、こちらをキツく睨みつけています。
「え?あ、はい。気分転換に軽く1プッシュだけ……」
「信じられない。私、この匂い大っ嫌いなんだけど!すごく臭い!」
フロアに響き渡るような、容赦ない言葉。
あまりの剣幕に、私の頭は真っ白に。
「す、すみません。すぐに拭き取ります……」
慌ててティッシュを探す私に、彼女はさらに追い打ちをかけます。
「周りの迷惑になるとか考えないわけ?会社でそういうの使うの、絶対にやめてくれない?」
自分が悪いのは百も承知。それでも残った心のモヤモヤ
「本当にごめんなさい。今後気をつけます」
とにかく平謝りして、慌てて手首を洗い流す私。
たしかに、香りの好みは人それぞれ。
私にとっては癒やされる香りでも、他人にとってはただの不快な匂いになることもあります。
人が密集するオフィスで、いくら少量とはいえ香水をつけた私の配慮不足。それは間違いありません。
しかし、席に戻って仕事を再開しても、どうにも心のモヤモヤが晴れないのです。
「注意するにしても、もう少し言い方があるんじゃないかな……」
『ごめんね、私その匂い苦手だから控えてもらえる?』
もしそんな風に伝えてくれたなら、私も素直に謝罪して気持ちよく終わっていたはず。
いきなり「嫌い!」「臭い!」と全否定する言葉をぶつけられ、相手の立場に立って考えられない人なのだな、と静かなショックを受けました。
それ以来、彼女とは業務上の必要最低限の会話のみ。そっと距離を置く関係に。
オフィスでの香りのマナーを猛省しつつも、相手へかける言葉の選び方について、深く考えさせられた出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














