tend Editorial Team

2026.04.06(Mon)

看護師1年目。「なんで分からないの?」と風当たりが強い先輩。だが、勉強会での出来事で胸が救われた話

看護師1年目。「なんで分からないの?」と風当たりが強い先輩。だが、勉強会での出来事で胸が救われた話

「なんで分からないの?」泣かされる日々

念願叶って働き始めた、看護師1年目。覚えることは山のようにあり、毎日が緊張の連続です。

そんな私たちの前に立ちはだかったのが、病棟を牛耳る、とあるベテランの先輩でした。

その先輩は、とにかく新人に対して風当たりが強いことで有名。少しでもミスをしたり、質問に即答できなかったりすると、容赦ない言葉が飛んできます。

「ねえ、なんでこんなことも分からないの?」

「学生時代、一体何を勉強してきたわけ?」

ナースステーションに響き渡る、冷たい声。萎縮して言葉に詰まっていると、さらに追い討ちをかけられます。

「この程度のことできないなら、看護師として失格だよ?」

その鋭い言葉の刃に、私を含め、同期たちはこれまでに何度も隠れて泣いていました。先輩とシフトが被る日は、出勤前からお腹が痛くなるほど。私たちにとって、まさに恐怖の対象でした。

形勢逆転!勉強会での痛快な一撃

そんな重苦しい日々が一変したのが、病棟全体で行われたある日の勉強会でのこと。

その日は、患者さんの複雑な症状から原因を読み解き、最適なケアを導き出すという、少し難易度の高い事例についての話し合いでした。

進行役の師長さんが、ふいにあの先輩を指名。

「これについて、あなたはどう考える?」

いつもは自信満々な先輩。しかし、この時は違いました。

「えっと、それは……おそらく、その……」

なんと、しどろもどろになり、明確な答えを出すことができなかったのです。気まずい沈黙が流れる会議室。その時、空気を切り裂くようにピッと手が上がりました。

「はい!私、答えてもいいでしょうか」

声を上げたのは、いつも先輩に一番ひどく怒られていた私の同期。師長さんに促されると、同期は堂々と立ち上がり、すらすらと話し始めました。

「現在の症状とデータから推測すると、主な原因は○○だと考えられます。したがって、まずは優先して××の対応を行うべきです」

それはもう、教科書のお手本のような、非の打ち所がない完璧な回答。師長さんも「その通りね、素晴らしい視点よ」と大きく頷きました。

そして次の瞬間。同期はゆっくりと先輩の方を振り返り……満面の「ドヤ顔」を向けたのです。

先輩は顔を真っ赤にして、ただ俯くしかありません。

あんなに恐ろしかった先輩が、新人にぐうの音も出ないほど論破された瞬間。その胸のすくような光景に、私は心の底からスカッとしました。あの時の同期の誇らしげな顔は、今思い出しても最高の気分です。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.10(Sat)

「私ならちょっと無理かも」私が出産した産院を口コミで否定するママ友。最後に本人が選んだ場所に唖然
tend Editorial Team

NEW 2026.10.10(Sat)

「ニットはすぐ縮むんだから」母の忠告を聞かずに洗濯した私。翌週、職場でおしゃれな先輩が真剣に尋ねてきた理由
tend Editorial Team

NEW 2026.10.10(Sat)

「仕事があるから、景品の30袋はお願いね」2回続けて係を押しつけたママ友が、6人の保護者の集まりで黙った理由
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.05.12(Tue)

「ちょっと、外行ってきますね」勤務中に席を立ち戻らない新人→社員寮の備品まで壊し始めた静かな崩壊の結末
tend Editorial Team

2026.10.01(Thu)

「え、50万円って何の話ですか?」妹に結婚資金を貸した僕。だが、義弟の反応で食卓の空気が変わった
tend Editorial Team

2025.09.07(Sun)

ヒカルの『奢り論』に賛否「億単位でお金持ってりゃ誰だって奢る」「奢れる金ある人だけ奢ればいい」と手厳しい声も
tend Editorial Team