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2026.10.15(Thu)

「朝8時までなんて無理でしょ」夜9時にゴミを出し続ける隣人。注意した私の悪口まで広めた彼女が、集積所で足を止めた理由

「朝8時までなんて無理でしょ」夜9時にゴミを出し続ける隣人。注意した私の悪口まで広めた彼女が、集積所で足を止めた理由

夜9時のゴミ出しを注意したら

50代の私が町内会の班長をしていた年のことです。隣に住む60代くらいの奥さんのゴミ出しに、ずっと頭を悩ませていました。

私たちの地域では、ゴミは収集日当日の朝に出し、8時までに出し終える決まりです。

ところが隣の奥さんは、毎回のように前日の夜9時ごろにゴミを出していました。

その袋が夜中にカラスや野良猫に荒らされ、翌朝にはゴミが散乱していることもありました。近所の人たちが片づける日も続いていたのです。

ある晩、私は思い切って隣の家を訪ねました。

「こんばんは。夜分にすみません。ちょっとゴミのことでお願いがありまして…」

奥さんは玄関の扉を半分ほど開け、不満そうな顔をしました。

「何ですか、こんな時間に」

「夜のうちに出すと、動物に荒らされてしまうんです。できれば当日の朝に出していただけませんか」

すると奥さんは、腕を組んで言いました。

「朝8時までなんて、忙しくて出せるわけないでしょ」

「お忙しいのは分かるんですが、朝になるとゴミが散らかっていて…」

「近所なんだから、そんな固いこと言わないでよ」

「でも、片づけてくださっている方もいるので…」

「もう、分かったわよ」

そう言うと、奥さんは話を打ち切るように扉を閉めてしまいました。

それ以来、私があいさつしても、奥さんは返事をしなくなりました。

ある日、道を歩いていると、近所の人たちと立ち話をする奥さんの声が聞こえてきました。

「隣の人、ほんと細かいのよ。ゴミのことで、わざわざ文句を言いに来たんだから」

まさか悪口まで言われるとは思わず、ショックでした。

私だって、好きで注意したわけではありません。それでも夜のゴミ出しは変わらず、散らかった集積所を片づける朝が続きました。

集積所に貼った一枚のお願い

これ以上、個人的に注意を続けても解決しそうにありません。

そこで私は班長として、市の清掃担当の窓口に相談しました。

その後、集積所にゴミ出しのルールを改めて知らせる掲示をすることにしました。

「ゴミは収集日当日の朝8時までに出してください」

特定の家を名指しするのではなく、利用する全員に向けたお願いです。

掲示して数日後の夜、帰宅途中の私は、ゴミ袋を持った隣の奥さんを見かけました。

奥さんは集積所の前まで来ると、貼り紙に目を向けました。

しばらくその場に立っていましたが、ゴミ袋を置くことなく、自宅のほうへ引き返していきました。

私は何も声をかけず、そのまま家に帰りました。

次の収集日の朝、集積所にはゴミが出されていましたが、散らかった様子はありませんでした。

その後も、私が確認する限り、隣の奥さんが前夜にゴミを置くことはなくなりました。

しばらくすると、近所の主婦の1人が私に声をかけてくれました。

「班長さん、最近ゴミが散らからなくなったわね」

「そうですね。よかったです」

「いつも片づけてくれてたでしょ。ありがとうね」

「いえ、皆さんにも手伝っていただいてましたから」

その言葉を聞いて、ずっと張りつめていた気持ちが少し楽になりました。

隣の奥さんから謝罪があったわけではありません。それでも、私についての悪口は、それ以来耳にしなくなりました。

直接注意するだけでは、かえって関係がこじれてしまうこともあります。

班長として、個人同士の問題にせず、地域のルールとして伝え直してよかったと思っています。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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