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2014.01.23(Thu)

ラデュレのショコラ専門店、パリ本店の圧倒的なクリエーション

***4

すべてチョコレート味。上からココナッツ風味のルリジューズ、モンブラン、サヴァラン。

また、特筆すべきは、同時に扱っているパティスリーもすべてチョコレート味であることでしょう。例えば、『ルリジューズ』。デザインもとても斬新に仕上がっていますが、フレーバーが季節毎に変わるのも楽しみなイベントです。今冬はココナッツ風味で、チョコレートクリームとココナッツムースが2種入ったちょっぴりエキゾチックな味わいです。春や夏には、カシスやパッションフルーツ風味のチョコレートクリーム入りが登場するそうです。 また、チョコレート味の『モンブラン』は、マロンクリームにチョコレート風味のメレンゲとシャンティイクリームを合わせた、リッチな味わいながら軽やかな口当たりが魅力的。 そして、『サヴァラン』も驚きの味わい。ババの生地をチョコレート風味のシロップとグラン・マルニエに浸して、チョコレートクリームとシャンティイを入れた、大人っぽい仕上がりに。伝統菓子が、チョコレートを加えることでとてもモダンな味わいとデザインに仕上がった、インパクトのあるクリエーションです。
***6

バレンタインデーのための限定アントルメ。愛らしく、上質な味わい。

「レ・マルキ・ド・ラデュレ」パリ本店では、バレンタインデーにも特別なチョコレートを用意しています。ハートの形がこの上なく愛らしい、ラズベリー風味とジンジャー風味の2層からなるチョコレートで、ブラックとミルクチョコレートの2種類があります。 また、アントルメのパティスリー『ドン・ジュアン』も発表。ペルー産チョコレートを生地に練りこんだビスキュイ、チョコレートのムースとクリームが層になっています。フォークを入れるとチョコレートのプレートがパリッと弾けて、驚きの声が上がります。バレンタインデーならではのサプライズな演出でしょう。こちらは2月13日〜16日までのみの限定発売だそう。
「レ・マルキ・ド・ラデュレ」は現在伊勢丹新宿店で開催中の「サロン・デュ・ショコラ」にも出展しています(〜2014年1月27日(月)まで)。その華やかなクリエーションの世界にぜひ触れてみてください。

店鋪情報

名称: Les Marquis de LADUREE/レ・マルキ・ド・ラデュレ
住所: 14 rue Castiglione 75001 Paris
電話: 01.42.60.86.92
営業時間: 10:00〜19:30(月〜金)、9:30〜19:30(土)、日休
http://marquis.laduree.com/

プロフィール

伊藤文(いとうあや):料理ジャーナリスト 1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校卒業後、フランスの食文化を掘り下げる取材を重ねる。 著書に『フランスお菓子おみやげ旅行』、訳書に『招客必携』、『ロブション自伝』など多数。

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