tend Editorial Team

2014.08.18(Mon)

シャンゼリゼにゲランが贈る新コンセプトのサロン・ド・テ

外側の殻がカリッと弾けて、しっとりとクリームに馴染むバランスが最高のマカロン。バニラとローズ。

また、ゲラン歴代の責任者たちは最高の香りを探し求めて世界中を巡り旅したことでも知られていますが、そんなゲランが誇る香りローズからインスピレーションを得たパティスリーもあります。 例えば、ローズの香りのクレームシャンティイを全体に纏い、中にはマロンクリームを仕込んだ『ラ・パリジェンヌ』。ローズとマロンのコンビネーションが実に絶妙です。最高のバニラをカリブ海に探し求めたのもゲラン。それにオマージュを捧げたバニラ香のマカロンもとても美味しい。このお店のマカロンはいずれも素晴らしい味わいで、マカロンの表面はカリッとしているのですが、中がしっとりとして滑らかなクリームとの相性がとてもよく、フレーバーも繊細。

季節などによってバリエーションが変わる鮮やかなパティスリー。テイクアウトもできる。スペシャルフレーバーのお茶もおすすめ。

そしてマカロンをベースにしたデザート『シャリマー』は、取材時には作り置きがなく残念ながらいただけなかったのですが、さまざまな柑橘系のマーマレードと合わせているそう。偶然にも、ギー・マルタンの母親はゲランを象徴する、1925年に制作された、フローラルで甘く、ベルガモット香の立つ香水「シャリマー」を愛用していたとのことです。 こうしたパティスリーに加えて、ゲランのスペシャルティーが味わえるのも魅力です。「シャリマー」、「ラ プティット ローブ ノワール」のフレーバーはもちろん、ゲランの香水「リウ」、「ネロリアビアンカ」などにインスピレーションを得た紅茶もたくさん。そんな紅茶もお持ち帰りできるのが嬉しい、パリで訪れたい新スポットです。

店鋪情報

名称: 68 Guy Martin/68ギー・マルタン
住所: Guerlainブティック内地下1階
68 av. des Champs Elysées Paris 75008
tel: 01.45.62.54.10
営業時間: 8:00〜23:00
http://www.le68guymartin.com

プロフィール

伊藤文(いとうあや):料理ジャーナリスト 1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校卒業後、フランスの食文化を掘り下げる取材を重ねる。 著書に『フランスお菓子おみやげ旅行』、訳書に『招客必携』、『ロブション自伝』など多数。

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