tend Editorial Team

2012.01.27(Fri)

「アンリ・ルルー」のエスプリを支える日本人ディレクター

高品質で知られていた「アンリ・ルルー」のチョコレートが、さらに品質がグレートアップ。新商品開発にも力が入れられています。

高品質で知られていた「アンリ・ルルー」のチョコレートが、さらに品質がグレートアップ。新商品開発にも力が入れられています。

ルルーのボンボンショコラは2層作りのものがよく知られているのですが、フランボワーズのゼリー(パート・ド・フリュイ)に抹茶入りのホワイトチョコレートガナッシュを重ねたもの、また、ほうじ茶風味のマジパンに、ほうじ茶風味のガナッシュを重ねたANNAなど、その繊細なマリアージュは高い技術に裏打ちされています。また、バターをまったく使わないフルーツキャラメルなども発売し、時代を見据えた商品作りにもこだわっています。

「アンリ・ルルー」ならではのキャラメル、塩キャラメル「C.B.S.」は永遠に愛される看板娘。

「アンリ・ルルー」ならではのキャラメル、塩キャラメル「C.B.S.」は永遠に愛される看板娘。

日本では、ルルーというとキャラメル、のイメージが定着しています。フランスでは、キャラメルを高級商品として位置づけるのにはまだ時間がかかりそうですが、ルルーの店はその旗頭になるかもしれません。今後も要注目ですね。

(撮影:吉田タイスケ)

詳細

名称:Henri Le Roux/アンリ・ルルー
住所:1 rue Bourbon le Château 75006 Paris
電話:01 82 28 49 80
営業時間:11:00~20:00(火〜土)、11:00~14:00(土)
休日:月休
Web:http://www.chocolatleroux.com/

プロフィール

伊藤文(いとうあや):料理ジャーナリスト 1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校卒業後、フランスの食文化を掘り下げる取材を重ねる。 著書に『フランスお菓子おみやげ旅行』、訳書に『招客必携』、『ロブション自伝』など多数。

powered by Super Sweets

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2025.12.19(Fri)

「マザコン?母さんを大事にしてるだけ」と言う夫→新婚旅行に義母を連れてきて、離婚を決断【短編小説】
tend Editorial Team

NEW 2025.12.19(Fri)

「無能は雇わないよ」と圧迫面接する男。数年後、その男が私の会社に、面接を受けにきた結果【短編小説】
tend Editorial Team

NEW 2025.12.19(Fri)

「同居しないなら縁を切るぞ!」と脅す義両親→「わかった」と夫が即答した理由とは?【短編小説】
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.11.20(Thu)

「うちで休んでいきなよ」親切なママ友。帰宅後、SNSに上がっていた写真のタグを見て後悔【短編小説】
tend Editorial Team

2025.12.15(Mon)

「別人のようになった」「頼もしくなった」と驚きの声も。小泉進次郎防衛相、レーダー照射への毅然とした対応が評価される
tend Editorial Team

2025.12.12(Fri)

「もう高級バッグだ」デパートで目撃された40万円のランドセルに驚愕! お笑い芸人・つまみ枝豆が「どこかで規制しないと」
tend Editorial Team