
井上尚弥 の公式Instagram(@naoyainoue_410)より引用
井上尚弥、3度目のベガス決戦へ圧巻の人気
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥選手(32=大橋)が、3度目となるラスベガス決戦に向け、公開計量をクリアしました。
現地時間3日、ラスベガスのT-モバイルアリーナでのWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を前に、MGMグランドで行われた計量で121・9ポンド(約55・29キロ)をマークし、無事にパスしました。対するカルデナスも121・8ポンド(約55・24キロ)で問題なくクリアしています。
公開計量が行われたMGMグランド内の会場には、限定200人という入場制限にもかかわらず、井上選手をひと目見ようとファンが殺到。入場できなかったファンが会場外に長蛇の列を作るなど、その人気は異次元でした。所属ジムの大橋秀行会長(60)も「外がすごいことになっていて。入場できないファンで長蛇の列になってしまっていた」と、あらためて井上人気の高さに驚きを隠せない様子でした。
井上選手がラスベガスのリングに立つのは、2020年10月のジェーソン・モロニー戦、2021年6月のマイケル・ダスマリナス戦に続き3度目。過去2戦はコロナ禍の影響で無観客や人数制限のもとで行われていましたが、今回はフル観客での開催。現地での調整ジムには連日サインを求めるファンが列をなし、1日に行われた“グランドアライバル”イベントでは約300人のファンが集結するなど、井上選手の注目度はラスベガスでも最高潮に達しています。
大きな注目を集める3度目のベガス決戦。井上選手の圧倒的な強さと人気が、再び世界に証明される舞台となりそうです。