
ファン・ジョンウムの公式Instagram(@jungeum84)より引用
ファン・ジョンウム、横領容疑で謝罪
女優のファン・ジョンウムさんが、家族法人会社の資金を横領して仮想通貨に投資した容疑で起訴され、「未熟な判断だった」と謝罪しました。
ファンさんは15日、所属事務所Y.ONEエンターテインメントを通じて「恥ずかしいことで多くの方々にご心配をおかけして申し訳ない」とコメントを発表しました。
自身が100%出資・運営する芸能企画会社について、「私以外に他の芸能人は所属しておらず、すべての収益は私の活動から出ている」と説明しました。
そして「会社を大きくしたいという気持ちから、2021年ごろに周囲から仮想通貨への投資を勧められ、あまりよく知らないまま会社資金で投資を始めてしまった。未熟な判断だった」と述べました。
ファンさんは「仮想通貨投資で損失も出したが、会社の株は100%私が保有しており、他の所属芸能人や第三者に被害は及んでいない点は幸い」とコメントしました。
また「現在は他の所属事務所に身を置き、会社との誤った取引関係を整理し、個人資産を処分して仮支給金として引き出した資金の大部分を返済している。未弁済金についても清算手続きを進めている」と説明しました。
これに先立ち、同日行われた済州地方法院での公判で、ファンさんは横領容疑を全面的に認めました。
ファンさんは2022年ごろ、自身が株を100%所有する家族法人会社の資金約43億4000万ウォン(約4億5150万円)を横領した疑いがあり、そのうち約42億ウォンを仮想通貨に投資したとされています。
弁護人は「被告人は会社を成長させる意図で投資を行い、法人が直接仮想通貨を保有できなかったため本人名義で投資した」と主張しました。
また「企画会社の収益はほとんど被告人の芸能活動によるものであり、最終的には被告人に帰属する」と述べ、「仮想通貨を売却し一部返済済み、不動産の売却も計画している」ことから寛大な処置を求めました。
裁判部は被害弁済のための期日続行要請を受け入れ、ファンさんの2回目の公判は8月中に開かれる予定です。