
地方移住、やってみてわかった“リアルな後悔”5選
「自然に囲まれてのんびり暮らしたい」
「もう都会には戻れないかも!」
ーーそんな希望を抱いて地方に移住する人が増えています。
でも一方で、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する人も少なくありません。
今回は、実際に地方移住した人たちのリアルな声をもとに、後悔の多かった“5つのポイント”を紹介します。
1. 車なし生活が完全に詰んだ
地方は基本、車社会。
「駅チカの家を選んだから大丈夫」と思っても、バスは1日数本・スーパーまで徒歩20分・雪の日は地獄…。
「病院も役所も遠くて全部半日がかり」
「維持費がかかっても車は必須だった」
2. 地元コミュニティの“距離感”がキツい
“人があたたかい”と聞いて移住したものの、
実際には「監視されてる感」や「閉じた文化」に疲れてしまう人も。
「誰が来たか、何を買ったかが噂になる」
「移住者=変わった人という目で見られることも」
特に子育て世帯は、保育園・学校の“暗黙のルール”に苦戦しがち。
3. 仕事が「思ったよりない」「選べない」
「リモートワークだから大丈夫」と思っていたが…
ネットが不安定
地方での副業や兼業先が見つからない
コワーキングが遠い or 存在しない
という“働きにくさ”の壁も。
「都会基準の求人条件はほぼなかった」
「時給が東京の半分以下で驚いた」
4. 季節の厳しさをなめていた
冬の豪雪、夏の虫、梅雨の湿気…
自然に囲まれる暮らし=自然に翻弄される暮らしでもあります。
「冬は1週間外出できず、孤独と戦った」
「虫の量が尋常じゃない。網戸で防げない」
5. 思ってた“スローライフ”が意外と忙しい
家庭菜園、薪ストーブ、DIY、自治会行事…。
田舎暮らしは「自分でやること」がとにかく多い。
「“豊かさ”と引き換えに、“手間”が増えた」
「のんびりする時間は意外と少なかった」
結論:「理想の暮らし」には現実の覚悟がいる
移住=失敗、ではありません。
でも、“地方に行けば幸せになれる”という幻想のまま飛び込むと、後悔しやすいのも事実。
大事なのは、「何を犠牲にして、何を得たいか」をはっきりさせること。
そして、できれば——
「1度、季節を通して“おためし移住”してみる」こと。