
沖縄旅行の拠点として、那覇・国際通りに宿を取る人は多いはず。
そのど真ん中という最高の立地を誇るのが「ホテルJALシティ那覇」です。
しかし、その口コミを覗いてみると、「立地は最高。でも、豪華さはありません」「繁華街にあるビジネスホテルと思いましょう」といった、少し辛口な評価も。
では、なぜこのホテルは多くのリピーターに愛され、高い評価を維持し続けているのでしょうか?
その謎を解くべく、宿泊者たちのリアルな口コミを徹底的に調査。
すると、客室の評価を覆すほどの“意外な主役”と、JALブランドならではの強み、そして宿泊前に知っておくべき“残念な点”が見えてきました。
「部屋はビジネスホテル」は本当?多くの宿泊者が語る“客室のリアル”
まず、多くの口コミで共通していたのが、客室に対する冷静な評価です。
「日航とオークラのホテルグループ、Oen Harmonyには入っていますが、お値段からも分かるように豪華さはありません。」
「お部屋は、人によって狭いと思われる方もおられると思いますが、設備は充実していて、問題なく過ごせます。」
リゾートホテルのような広さや豪華さを期待していくと、少しギャップを感じてしまうかもしれません。
国際通りの中心という立地柄、客室は機能的でコンパクトな、いわゆる「シティホテル」「ビジネスホテル」の標準的な作りと捉えるのが良さそうです。
しかし、多くの宿泊者は、この客室の評価を補って余りある“別の魅力”に惹きつけられていました。
評価を覆す“主役”は朝食にあり!「これ目当てで泊まる」の声が殺到する理由
このホテルの評価を劇的に引き上げている“本当の主役”、それは朝食ビュッフェです。口コミには、この朝食を絶賛する声が溢れていました。
「食事は朝食を頂きましたが、とても美味しかったです。特にもとぶ牛のお肉が入ったカレーライス。ほんとにお肉が柔らかくて美味しい。」
「朝食も、和洋の基本的なものに加え沖縄料理(もとぶ牛カレー、セーイカと海ぶどうの丼、沖縄そばなど)がいただけるので、大満足です。」
「朝食のバフェも種類が豊富で、3泊しましたが飽きませんでした。」
沖縄のブランド牛「もとぶ牛」を使ったカレーや、海ぶどう丼、沖縄そば、チャンプルーといった郷土料理が並ぶ「ま~さんブレックファスト」。
その種類の豊富さとクオリティの高さは、多くの宿泊者に「朝ごはんサイコー!」と言わしめるほど。「この朝食が楽しみで宿泊する」というリピーターも少なくありません。
もう一つの強みは“人”。口コミが絶賛する「JALブランド」の安心感
そして、もう一つ、このホテルの評価を支えているのが、スタッフの対応力です。
「フロント、清掃、朝食会場のスタッフの皆さんが全員とても親切で心豊かな気持ちで過ごさせていただきました。」
「夜中に嘔吐を繰り返していたのですが、フロントに電話すると夜間救急診療の病院を案内していただき、真夜中なのに駐車場(立体)の操作をしてクルマを利用できるようにしてくださいました。」
チェックイン時の細やかな心遣いや、トラブル時の迅速で温かい対応。
こうした「人」の力がもたらす安心感こそが、「JALブランド」への信頼に繋がり、「次回の沖縄旅行でもJALシティ那覇さん一択です」という熱烈なファンを生み出しているのです。
とはいえ“残念な点”も…。宿泊前に知っておきたいリアルな声
絶賛される点がある一方で、改善を望む声も。特に複数の口コミで指摘されていたのが「清掃面」と「設備面」です。
「部屋の隅々が汚れていて残念でした。例えば浴室のドア下が赤いカビ、冷蔵庫の横が埃だらけとか。」
「洗面所のコップを使用しようとしたところ、口紅がついていました。」
「ホテルにコインランドリーがありますが、2台しか無いので朝と夜は大変混みあってます。」
一部の部屋で清掃の行き届いていない点があったという報告や、長期滞在者には必須のコインランドリーが常に混雑していて使いにくいという指摘は、事前に知っておきたい重要なポイントと言えるでしょう。
まとめ:何を重視するかで評価が分かれるホテル
ホテルJALシティ那覇。
それは、客室の豪華さよりも「国際通りのど真ん中という立地」「豪華すぎる朝食」「信頼できるスタッフの対応」を重視する人にとって、最高の選択肢となるホテルでした。
一方で、清掃面や一部の設備には課題も残ります。あなたが沖縄のホテルに何を求めるのか――。
その答えによって、このホテルの評価は「最高の常宿」にも「普通のビジネスホテル」にもなり得る、そんな正直な魅力を持った場所だと言えそうです。
【あわせて読みたい】
「推し活、最新トレンド2025年!デジタル証券という選択肢に注目」