池上彰氏、日本の報道自由度低迷の理由を解説
ジャーナリストの池上彰氏が11月29日放送のテレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」に出演し、世界における報道の自由度ランキングについて解説を行いました。
番組内で池上氏は、報道の自由度が高い国ではメディアが政府を監視し批判することが役割とされており、逆に独裁的な国家ほど指導者を称賛する傾向にあると説明しました。
その上で、日本の順位が低迷している背景として、福島第一原発事故における情報の不透明さに加え、日本のメディア特有の事情に言及。
記者が取材対象である政治家との関係悪化を恐れて忖度し、厳しい追及を避けていることが、国際NGOから自由度が低いと評価される要因になっているとの見解を示しました。
自身もメディアの側から、こうした解説を行ったことに対し、その姿勢を問う声が上がっています。
SNS上では、
「ジャーナリストが政府を批判し暴走を止める役割は重要です」
「報道と表現の自由をはき違えているんじゃないのかな 」
「反省をもって述べるならまだしも、偉そうに言っているのは意味が分かりません。」
「報道の自由度が低いのは、メディアが体制側と同一化してるんだから当たり前。」
「どう理解し、どう情報を活かすのかというのは一人一人が考えればいいことだと思う。報道自身がこうだと決めつけること自体が自由度を無くしている。」
など、さまざまな意見が寄せられています。














