お笑い芸人・つまみ枝豆が、デパートで目撃した高額なランドセルの実情を問題提起
お笑い芸人のつまみ枝豆さんが、自身のSNSを更新し、デパートで目撃したランドセルの価格について言及。そのあまりの高額さに「違和感」を覚え、この状況を「どこかで規制しないと」と問題提起しました。この投稿が、子を持つ親や教育に関心を持つ層を中心に、大きな反響を呼んでいます。
つまみ枝豆さんがSNSで投稿したのは、デパートで見かけたランドセルの価格に関する驚きでした。彼は、小学校の入学に欠かせないランドセルについて、「高いものは40万円もするものまであるらしい」と、その驚くべき実情を伝えました。そして、ランドセルが高額化し、もはや「高級バッグ」のようになっている現状に疑問を呈したのです。
この問題提起に対し、SNSでは共感の声が殺到しています。 ユーザーからは、
「ランドセルの異常な高額化には違和感しかない」
「もう高級ブランドバッグみたい」
「価格の上限を設けるなど、どこかで規制しないと、教育格差にもつながりかねない」
といった意見が見られました。また、高額化の波がランドセル以外にも及んでいるという指摘もあり、「これランドセルだけじゃなくて、絵具や習字道具、彫刻刀など無駄に華美になりすぎて高くなってる」という声も印象的です。
特に、多くのユーザーが共通して抱いているのは、子どものための学習道具であるはずが、いつの間にか親の見栄や経済力を見せつけるような「過度な競争」に巻き込まれているのではないかという危機感です。
ランドセルの「ラン活」という言葉に象徴されるように、近年、その購入競争は加熱の一途をたどっています。かつては数種類だったものが、今や色やデザイン、機能性、素材に至るまで多様化し、それに伴い価格も高騰しています。この現象は、子どもの入学準備という本来の意味を超え、親の経済的な負担を増大させ、ひいては子どもたちの間に無用な格差意識を生み出す土壌になりかねません。
つまみ枝豆さんの「どこかで規制しないと」という提言は、こうした過熱する消費行動への冷静な「待った」をかけるものでしょう。学習環境における道具の均質化は、子どもが本質的な学びに集中するために重要な要素です。高額なランドセルを持つことがステータスになるのではなく、すべての子どもたちが等しく教育を受ける権利を享受できる環境こそが重要です。
教育の本質から逸脱した過度な商品化には、社会全体で向き合う必要があるのではないでしょうか。














