堀江貴文氏が、寿司職人の修行や経歴をめぐり「バカのための仕事」と表現
かつて「寿司屋の修行に10年かけるのは無駄」と発言し、大きな議論を呼んだ堀江氏。しかし、今回の発言はそれを過激にアップデートさせたものでした。
1月24日に公開されたYouTube番組『日本未来会議』に出演した堀江氏は、2026年のビジネス予測としてAIの台頭を主張。その流れで、食の技術がYouTubeなどで「民主化」されたと説き、過去の自身の発言を振り返りました。
そこで飛び出したのが、『バカのための仕事だったんですよ、寿司屋って』というあまりにもストレートな言葉です。スタジオが静まり返るなか、氏はさらに畳みかけました。『ブサイク・頭悪い・家貧乏みたいな奴が行ってた』と、職人のルーツや容姿までもが対象となる持論を展開したのです。
この発言が拡散されると、SNSでは瞬く間に怒りの火の手が上がりました。
『全国の寿司屋さん、堀江貴文を出禁にしてください』
『これ全国の鮨屋出禁だろ?差別も甚だしい』
これまでの「修行効率化」という合理的な主張の枠を超え、職業そのものや従事する人々への人格否定とも受け取れる内容は、多くの人々の感情を逆なでしました。
堀江氏のロジックは一貫しています。数ヶ月の集中研修で技術は習得可能であり、旧態依然とした徒弟制度に固執する人間を「思考停止」と断じているのでしょう。しかし、文化の継承や職人が積み上げる矜持を「効率」というモノサシだけで測り、それを「バカ」と切り捨てる姿勢には、選民思想的な傲慢さが透けて見えます。
批判は一般ユーザーに留まりません。かつて「盟友」と呼ばれた大王製紙前会長の井川意高氏も、同番組内での大谷翔平選手に対する「実社会で何の役にも立たない」という発言を含め、Xで猛烈に批判を展開しました。井川氏は、経済的果実のみを価値の基準とする考えを「共産主義的」と皮肉り、『SNSで吠えてるだけのオレもタカポン(堀江氏)も最低のクソクズ役立たずだよ』と突き放しました。
この井川氏の投稿には、多くの賛同が集まっています。
『大谷が毎日打つホームランをみて、よし、私も今日一日頑張ろう!って思ってる国民めちゃくちゃ多いんだけど』
『元々逆張りのケがありましたが、最近はちょっと引くレベルです』
堀江氏が指摘する「技術の民主化」や「AIによる変革」は、確かにビジネスの側面では一理あるのかもしれません。
しかし、それを伝える言葉があまりに攻撃的であれば、届くはずの正論もただのノイズに成り下がります。














