「聞いてないわけではない」自民・黒崎氏の失言で露呈したステルス増税計画。選挙後に待ち受ける「12%」の衝撃
2月8日の投開票日まで残すところあと6日。衆議院選挙が最終盤を迎えるなか、有権者の度肝を抜く「爆弾発言」が飛び出しました。
1日に生配信されたYouTube番組『ReHacQ−リハック−』でのこと。東京27区(中野・杉並)の候補者討論会にて、自民党の黒崎ゆういち氏(49)が、国民民主党の須山たかし氏(45)から「消費税12%引き上げ案」の真偽を問われ、あろうことか「(話が)きてないわけではありません」と口走ったのです。
「食料品ゼロ」という耳当たりのいい公約の裏で、着々と進められているかもしれない「さらなる増税」。その不気味な足音が、一候補者の不用意な一言によって現実味を帯びてしまいました。
高市早苗首相がぶち上げた「食料品の消費税2年間ゼロ」という目玉公約。物価高に喘ぐ国民には一見救いの手に思えますが、須山氏はその「先」にある闇を鋭く突きました。「2年間の特例が終わった後、全体の税率を12%に引き上げる議論が政府内にあるのではないか」という指摘です。
これに対し、黒崎氏は当初「(話は)きている」と認めつつも、のちに「公式な発言はない。噂レベル」と支離滅裂な釈明に追われました。この迷走ぶりに、視聴者からは怒りと呆れの声が殺到しています。
『消費税12%とか普通に大事件だろ。ふざけるな』
『ちょ、自民は最初から増税やる気満々じゃないか』
『ハッキリ言えないこと自体が、増税の証拠。もやもやする』
一時的な減税という「餌」で票を釣り、選挙が終われば12%という「過去最大の重税」を課す――。そんな邪推をされても仕方のない、お粗末な立ち回りと言わざるを得ません。
今回の騒動で浮き彫りになったのは、高市政権のあまりに不透明な財政戦略です。高市首相は「批判を恐れず挑戦する」と威勢よく語りますが、その中身が「2年後の12%増税」なのだとしたら、それは挑戦ではなく、国民に対する「背信行為」です。
「手取りを増やす」という言葉の裏で、将来的な負担増を隠し持ち、それを指摘されるとはぐらかす。こうした「ステルス増税」的な手法は、ビジネス界でいえば「優良誤認」に近い不誠実なマーケティングです。信頼こそが政治の資本であるはずが、これでは有権者の不信感を煽るだけ。
笑えない冗談のような失言ですが、これが「日本の未来」の縮図なのだとしたら、あまりに救いがありません。














