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2026.02.02(Mon)

「おい、店員!ぼったくる気かよ!」とレジで怒鳴る男性。だが、店員が告げた事実で男性の勘違いが発覚

「おい、店員!ぼったくる気かよ!」とレジで怒鳴る男性。だが、店員が告げた事実で男性の勘違いが発覚

響き渡る怒鳴り声

仕事帰りのスーパー、時刻は午後7時。

疲れ切った体にムチを打ち、明日の朝食用のパンと牛乳をカゴに入れてレジへと並びます。

夕飯どきの店内は戦場のような忙しさ。

私の並んだ列も、5、6人が順番を待つ長蛇の列となっていました。

ようやく次が自分の番、というところで目の前の男性の怒鳴り声が響きます。

「おい、店員! ぼったくる気かよ!」

カゴに入れたイチゴのパックを指差し、レジの女性店員さんに詰め寄っています。

「これ、売り場には『398円』って書いてあったぞ! なんでレジを通すと『598円』になるんだ。客をバカにしてんのか!」

あまりの剣幕に、周囲の客も「何事か」と足を止め、現場は一気に不穏な空気に。

店員さんは一瞬驚いた表情を見せましたが、すぐに冷静さを取り戻し、男性の持つイチゴをスッと確認。

「……失礼いたしました。お客様、恐れ入りますが、あちらの売り場までご案内してもよろしいでしょうか?」

店員さんは、怒鳴る男性を急かすことなく、それでいて毅然とした足取りで青果コーナーへと向かいました。

私も気になって、つい視線で後を追ってしまいます。

「ほら見ろ、ここに398円ってデカデカと書いてあるだろ!」

売り場に着くなり、勝ち誇ったようにプライスカードを指差す男性。

しかし、店員さんはニコリともせず、静かに隣の棚を指差しました。

店員の丁寧な対応

「お客様、大変申し訳ございませんが、そちらの『398円』はお隣にある『◯◯県産のイチゴ』の価格でございます。お客様がカゴに入れられたのは、こちらの『特大粒のブランドイチゴ』ですね」

「……え?」

「パックの形が似ておりますが、品種も大きさも全く異なります。お客様がお持ちのものは、こちらの棚にある通り『598円』が正解でございますが……いかがなさいますか?」

男性が指差していた場所から、わずか数十センチ。

そこには確かに、全く別の商品の値札が。

自分の完全な「確認不足」と「勘違い」を突きつけられた男性。

先ほどまでの威勢はどこへやら、顔を真っ赤にしてフリーズしています。

「あ、いや、それは……」

「もしよろしければ、こちらの398円のものとお取り替えいたしましょうか?」

店員さんの、完璧すぎるほどの事務的かつ丁寧な提案。

それが逆に、男性の恥ずかしさを増幅させているようでした。

結局、男性は「……いいよ、これで」と蚊の鳴くような声でつぶやき、逃げるようにレジを済ませて店を去って行きました。

一部始終を見ていた私は、心の中でガッツポーズ。

理不尽な怒鳴り声に動じず、圧倒的な事実でスマートに撃退した店員さん。

その背中があまりにかっこよく、帰り道の足取りが驚くほど軽くなったのを覚えています。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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