「おはようございます!」と言っても無視してくる上司。だが、退職を考えていた私を救った役員の一言とは
上司のいじめ
「おはようございます!」
私の元気な挨拶は、今日も虚空へ消えました。
パソコン画面に張り付いたまま、眉一つ動かさない上司。
(またか……)
胃のあたりがズシッと重くなる感覚。
今年に入って始まった、幼稚すぎる「無視」のターゲットは、まさかの私。
30代にもなって、こんな小学生のいじめのような仕打ちを受けるとは。
「昨日のテレビ見た?あれ最高だったよなー!」
「あはは、見ましたよ!お腹抱えて笑いました」
隣の同僚とは、打って変わって満面の笑み。
私とは目も合わせないくせに、お気に入りの部下とは大盛り上がり。
このあまりに露骨な温度差。
しかも、腹が立つのは態度だけではありません。
「あの、この書類の件で確認なんですが」
私が山積みの仕事を抱えて話しかけると、「あー、そこ置いといて。今『忙しい』から」 スマホ片手に冷たい一言。(忙しいって、その手元のゲーム画面、丸見えなんですけど!)
私が必死で働いている横で、上司の無駄話は止まる気配なし。
去っていった元同僚たちの「もう無理」という言葉、今なら痛いほどわかります。
私もそろそろ、潮時かもしれない。そう覚悟を決めた、ある日の午後でした。
苦しい私を救ったのは
「ずいぶん楽しそうだな。仕事はすべて部下に丸投げか?」
背後から響いた、低く威厳のある声。
「えっ、あ、いやこれは……!」
上司が慌てて振り返ると、そこには本社から抜き打ち視察に来ていた役員の姿が。
顔面蒼白で立ち尽くす上司。
役員は私のデスクにある書類の山と、上司の手元にあるスマホを交互に見て、静かに、しかし冷徹に宣告しました。
「君の勤務態度については、以前から報告が上がっていた。……少し、別室で話をしようか」
「誤解です、これは……!」
言い訳も虚しく、連行されていく上司の背中。
そのあまりの情けなさに、これまで溜まっていたモヤモヤが一瞬で吹き飛びました。
「今まで苦労かけたね。よく頑張ってくれた」
役員のその言葉だけで、もう少しここで頑張ってみようかな。
久しぶりに吸ったオフィスの空気は、驚くほど美味しく感じられました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














