土田慎X(@tsuchidashin)
「血を流していただかないと」自民・若手のホープ土田慎氏の発言がSNSで拡散
投開票を2月8日に控える衆議院議員選挙。大手メディアの情勢調査では自民党の優勢が伝えられる中、東京13区から立候補している土田慎氏の発言が、有権者の感情を逆なでしかねない事態に発展しています。
土田氏は2021年の衆院選で、平成生まれ初の衆議院議員として初当選。デジタル大臣政務官や財務大臣政務官といった要職を若くして歴任し、まさに自民党の次代を担うエリート街道を突き進んできました。今回の選挙でも3期目を目指し、盤石の戦いを進めているかに見えましたが、1月31日に開催された公開討論会での言葉が、一気に「火種」となりました。
問題となっているのは、将来の課題について語った一節です。土田氏は、次世代へのバトンタッチやツケを回さない政治の必要性を強調する文脈で、「国民の皆さまに汗を流してもらわないといけないかもしれないですし、場合によっては血を流していただかないといけないこともあるかもしれませんが」と述べました。この「血を流す」という不穏な比喩表現が、動画とともにSNS上で瞬く間に拡散されたのです。
この発言に対し、ネット上では瞬く間に批判の声が噴出しました。
『よくこんなこと軽々しく言うな』
『自分達は汗も流さないけど国民には血を流すことを求める。これぞ自民党』
『国民が血を流す構造改革を考えてるとしたら、それはそれで怖いよ』
といった、政治家としての倫理観や無神経さを問う指摘が目立ちます。特に、物価高に苦しむ現役世代や、かつての戦争を連想する高齢層から、一方的に負担を強いるような言い回しに対し、強い不快感を抱く声が目立ちます。
一方で、土田氏を擁護、あるいは発言の真意を読み解こうとする層も存在します。
『言葉は悪いけど、甘い言葉ばかり言う政治家よりは、耳の痛い真実を言おうとしているのでは』
『不人気な政策でも断行するという不退転の決意だと捉えれば、一概に叩けない』
など、美辞麗句で飾らない姿勢を評価する意見も見受けられます。
しかし、いかに覚悟を示したかったとはいえ、「血を流す」という表現はあまりに刺激的すぎたと言わざるを得ません。かつて「痛み」を伴う改革を掲げた政治家はいましたが、現代の生活困窮に喘ぐ国民にとって、この言葉は「覚悟」ではなく「選民意識」に近い響きを持ってしまったのではないでしょうか。
若手ゆえの「言葉の重み」への配慮不足、あるいは「国民は政治の道具ではない」という基本的な視点の欠如を指摘されても仕方がありません。














