「あの子の顔は45点かな」従業員の顔に点数をつける女性店長→新しく入った男子大学生の「店長自身は何点なんですか?」という質問で表情が歪んだ
従業員の顔に点数をつける女性店長
「あの子はかわいいけど、あっちの子は『中の下』かな」
前の職場にいた女性店長は、息を吸うように人の見た目をランク付けする人でした。
それも、わざわざ本人の目の前で。
店長はいつも、男性スタッフには猫なで声でベタベタと距離を詰める一方、私たち女性スタッフの前では「審美眼のある審査員」へと変貌。
「私は男っぽい性格だから、ズバッと言っちゃうんだよね」
自称・サバサバ系という免罪符を盾に、好き勝手に人の顔へ偏差値をつけていく。
それが彼女の日常でした。
「あの子の顔は45点かな、あの人は70点いくんじゃない?」
冗談めかした口調の裏に、笑っていない目。
褒められた側も、隣で誰かが下げられているのを見て複雑な気持ちになるだけです。
職場全体を包むのは、いつもどんよりとした重い空気。
そんな空気を変えたのは、新しく入った一人の男子大学生でした。
素直で元気な彼は、すぐに現場のムードメーカーに。
当然、店長も彼をロックオン。
いつものように「お気に入り」として距離を詰め、そして始まったのです。
恒例の、女性従業員・品評会。
「ねえ、君はどう思う?〇〇ちゃんは合格だけど、△△ちゃんはもうちょっと努力が必要だと思わない?」
自信満々に同意を求める店長。
男子従業員の純粋な一言
すると彼は、純粋に疑問に思ったというようなキラキラした目で、店長を真っ直ぐに見つめてこう聞き返したのです。
「へぇー、店長って詳しいんですね!じゃあ店長自身は何点なんですか?」
その瞬間、静まり返る店内。
まさか自分に矛先が向くとは思ってもみなかったのでしょう。
店長は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で固まったまま。
「いや、私は、その……裏方っていうか、審査する側っていうか……」
必死に言葉を絞り出そうとするものの、さっきまでの勢いはどこへやら。
顔を真っ赤にして何事かをもごもごと呟き、逃げるようにその場を去っていきました。
その場にいた全員、声には出さずとも心の中でガッツポーズ。
これ以来、店長の「偏差値ごっこ」が開催されることは二度とありませんでした。
無自覚な一言が生んだ、最高にスカッとする瞬間。
あの一撃の破壊力は、今思い出しても格別です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














