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2026.10.18(Sun)

「どこにあるの!独り占めする気?」曾祖母の介護を母に任せきりだった大叔母たち。だが、財産を巡って父が告げた一言

「どこにあるの!独り占めする気?」曾祖母の介護を母に任せきりだった大叔母たち。だが、財産を巡って父が告げた一言

母に任せきりだった大叔母たち

曾祖母が99歳で亡くなったのは、13年ほど前のことです。

晩年は介護が必要で、食事の世話から通院の付き添いまで、本家である実家で母がひとりで担っていました。

当時、私はひとり暮らしをしていて、帰省したのは葬儀のときだけでした。

曾祖母の娘である大叔母たちは、生前ほとんど顔を見せませんでした。

実家に来るのは、自分たちの暮らしに困って曾祖母を頼るときくらいだったそうです。

それでも葬儀の日には、母にお礼を言っていました。

いつもと変わらない様子だったので、私も特に気に留めていませんでした。

ところが数日後、大叔母たちがそろって実家を訪ねてきたのです。ここからは、あとで母から聞いた話です。

「お母さんの身の回りのもの、ちょっと見せてね」

そう言って曾祖母の部屋に入ると、大叔母たちは引き出しや押し入れを次々と開け始めたそうです。

母が戸惑いながら入口に立っていると、ひとりが尋ねました。

「ねえ、通帳は?どこにしまってあるの?」

「大事なものは、私がお預かりしています」

その答えを聞いた途端、大叔母たちの口調が変わりました。

曾祖母には、曾祖父から受け継いだ財産がありました。

大叔母たちもそれを知っていて、実の娘である自分たちは多く受け取れるはずだと思っていたようです。

「預かってるって、どういうこと?」

「私たちには見せられないってこと?」

大叔母たちは母を追うように居間へ移り、口々に問い詰め始めたそうです。

「どこにあるの!独り占めする気?」

母は突然責められ、どう答えればよいのか分からなくなってしまいました。

父の一言と、親戚の答え

その声を聞きつけ、奥の部屋にいた父が居間に入ってきました。

母の前に立った父は、大叔母たちを見て言いました。

「介護はずっと妻に任せておいて、今になって通帳の話ですか」

「だって、私たちは娘なんだから」

「それは分かっています。でも、こんなふうに責めるのは違うでしょう」

父は怒りを抑えながら、言葉を続けました。

「困ったときだけ頼りに来て、普段はほとんど顔を見せなかったじゃないですか」

いちばん年上の大叔母が何か言いかけましたが、言葉が続かなかったそうです。

ほかの大叔母たちも、黙って視線を落としていました。

そして父は、玄関のほうを示して告げました。

「二度と、この家の敷居をまたがないでください」

大叔母たちはそれ以上言い返さず、帰っていったそうです。

財産については、その後、法律に沿って手続きが進められたと聞いています。

この出来事は親戚のあいだにも伝わりました。曾祖母の介護を誰が担っていたのか、親戚も知っていたからです。

その後、大叔母たちが親戚に頼みごとの電話をしても、断られるようになったそうです。

「ほとんど顔も出さなかったでしょう。今さら頼まれても…」

そんな返事をされたこともあったといいます。

今では大叔母たちから連絡が来ても、取り合う親戚はいないと母から聞いています。法要の席にも、大叔母たちは姿を見せなくなりました。

私はあの日の言い争いを直接見たわけではありません。それでも、長年介護を担ってきた母が、曾祖母を亡くして間もない時期に責められたことを思うと、父が黙っていられなかった気持ちはよく分かります。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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