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2026.10.14(Wed)

「えっ、振り込みですか?」ご祝儀を振込で済ませた義母にがっかりしていた私が、新郎新婦から届いた通帳の写真に笑った理由

「えっ、振り込みですか?」ご祝儀を振込で済ませた義母にがっかりしていた私が、新郎新婦から届いた通帳の写真に笑った理由

用意した祝儀袋は引き出しの中へ

夫のいとこの結婚が決まったと、義母から連絡がありました。

私たちが結婚したときにもお祝いをいただいていたので、今度はこちらからご祝儀を贈ることになりました。

私の実家では、遠方の親戚からも手書きのメッセージを添えた現金書留が届くのが当たり前でした。

そのため、ご祝儀はきちんと袋に包んで渡すものだと思っていたのです。

「祝儀袋、水引のきれいなのを選んでおくね」

「うん、ありがとう。お金は母さんにまとめて渡しておくよ」

夫は用意したお金を義母に預けました。

私は文房具店で祝儀袋を購入。義母に渡すつもりで、ひとまず引き出しにしまっておきました。

ところが数日後の夜、義母から電話がかかってきたのです。

「あ、ご祝儀ね。もう振り込んでおいたわよ」

「えっ、振り込みですか? 手渡しじゃなくて…?」

「そうよ。遠いし、向こうに気を遣わせるのも悪いでしょ。口座に入れたほうが確実だと思って」

「ああ……そうだったんですね」

義母に悪気がないのは分かります。それでも、せっかく祝儀袋まで用意したのに、と少しがっかりしてしまいました。

電話を切ったあと、夫にもその気持ちを話しました。

「振り込みだけって、なんだか味気なくない?お祝いの気持ちが伝わるのかな」

「そうかなあ。母さんなりに考えてくれたんだと思うけど」

夫はそう言いましたが、私はすぐには納得できませんでした。

通帳に記されていた思いがけない一言

それからしばらくたった休日の昼、私の携帯電話に新郎新婦からメッセージが届きました。

「お祝い、ありがとうございました。うれしくて、思わず通帳の写真を撮っちゃいました」

「えっ、通帳の写真?」

なぜ通帳の写真を送ってきたのか、不思議に思いました。

「ねえ、ちょっとこれ見て」

居間にいた夫と並んで画面をのぞき込むと、振り込みが記帳された行に、カタカナが並んでいました。

「ケツコンオメデトウ」

「…えっ? あっ、結婚おめでとうってこと!?」

意味が分かった瞬間、思わず吹き出してしまいました。

なんと義母は、振込依頼人の名前を入力する欄に、お祝いの言葉を入れていたのです。

「ははっ、母さんらしいなあ。こんなことしてたんだ」

夫も隣で笑っています。

まさか振り込みの名前を変えて、お祝いのメッセージにするなんて。そんな方法があることすら知りませんでした。

しかも、新郎新婦はわざわざ写真を撮って、お礼と一緒に送ってくれたのです。

そのことが、なんだかうれしく感じられました。

振り込みでは気持ちが伝わらないと思っていたのに、義母のお祝いの言葉は、ちゃんと二人に届いていたのです。

手渡しという形にこだわっていた自分が、少し恥ずかしくなりました。

次に親戚のお祝いがあったとき、私は義母に尋ねました。

「お義母さん、あの振り込みの名前って、どうやって変えるんですか?」

義母はうれしそうに笑いました。

「ああ、あれね。いいわよ、教えてあげる。何て入れるかは自分で考えてね」

その言葉に、私も笑ってしまいました。

今度は私も、相手が思わず笑顔になるようなお祝いを贈ってみたいと思います。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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