こんにちは、フードライター&エディター浅野陽子です。言うまでもないですが、育児って肉体的にも精神的にも大変ですよね……こういう時ほど、大変さを共感してくれる女友達に会いたくなりますよね。そしてやっぱりレストランより、おうちでランチの方が気兼ねなく過ごせていいですよね。
今日は、そんな気楽な女子ランチにぴったりの、おもてなしパスタのレシピです。子供には鉄板(!!)のハンバーグ入りパスタですが、実はちょっとしたアレンジでぐっと味が引き締まり、大人にも「おいしい!お店みたい!」と喜ばれる一品になります。たね明かしは前回のスパイスカレーでも紹介しましたが、ごくわずかながらのハーブ&スパイス使い。今後もハーブ&スパイスレシピはたくさんアップしますので、ぜひ少しずつ揃えてみてください。
大人にも絶対ウケます、アレンジ版
「ミニハンバーグ入りトマトスパゲティ」
<材料 2~3人分>
・市販のパスタ用トマトソース(2~3人用) 1びん
・スパゲティ(1.6~1.7mmのもの) 270g(1人分90g)
・豚ひき肉(または合びき肉) 200g
・オリーブ油またはサラダ油 大さじ1弱
・マッシュルーム 8~10個(ブラウンまたは白、たて4等分に)
・にんにく(みじん切り) 1片分
・塩、こしょう 適量
○市販のドライハーブ(あるものだけ揃えられればOK)
・(オレガノ、バジル、コリアンダーパウダー、ナツメグ) 各小さじ1/2
<飾り用>
アスパラガス 3~4本(根を1cm落とし、下1/3の皮をピーラーでむいて半分に切る)
先にパスタ用のお湯を沸かし始める。その間、ボウルにひき肉とにんにく、ハーブ類を入れて、ボウルの側面に白い脂が薄く付くくらいまでよくこねる。ミニハンバーグを8~9個作る(厚さは薄めに)。大きめのフライパンにオリーブオイルを入れ、こんがりした焼き色が付くまで両面を焼く。
ハンバーグの両面に焼き目が付いたら、マッシュルームを入れて焼く。パスタの湯に塩を入れ、ゆで始める(2Lに塩小さじ山盛り2が目安)。ゆで時間は袋の表示のマイナス2分で。最後の1分でアスパラガスもゆでると便利。
マッシュルームに火が入ったらトマトソースを入れ、1~2分煮込んで火を止める。
スパゲティがゆで上がったら、ゆで汁お玉1/2杯と共に入れてもう一度火にかけながらよくあえる。
マイナスした分数分、ソースをパスタに吸わせるようにしっかりあえるのがおいしく仕上がるコツ。最後に塩、こしょうで調味してゆでたアスパラを添えて完成。
ベースは市販のトマトソースながら、ハーブを効かせたハンバーグの洗練された味にびっくりします。特にコリアンダーとひき肉の相性は抜群!一度おためしいただきたいです。
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