
ジブリの公式サイトより引用
宮崎駿監督作が地上波初放送で話題沸騰
宮崎駿監督(84)による10年ぶりの劇場公開作、スタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」が、5月2日に日本テレビ系「金曜ロードショー」でノーカット初放送され、SNS上では大きな反響を呼びました。
番組が始まるとすぐに「#金ロー」がXのトレンドに浮上。
視聴者からは「ジブリに出てくるおばあちゃま達ってやはりなんかかわいい」「この序盤の不気味な感じにすごい引き込まれる」など、宮崎作品らしい独特の世界観に魅了される声が多く寄せられました。
また、主人公・眞人の声を担当した木村拓哉さんについても「どんなキャラクターやっててもキムタクって一瞬でわかる声だけど、それは演技が一辺倒とかじゃなくてキムタクの存在感がすごいだけなんだよなぁ」と絶賛のコメントが見られました。
さらに、作品の深いテーマ性に対しては「国語の授業で記述問題が得意だった人にはめちゃくちゃ刺さる映画」といった共感の声も上がるなど、見る人の感性を刺激する作品であることがうかがえます。
あらすじ
物語の舞台は第2次世界大戦中の日本。11歳の少年・眞人(まひと)は火事で母を亡くし、父とともに疎開先の大きな屋敷へ移り住む。新たに母となった母の妹・夏子に複雑な感情を抱きながら、新しい学校にもなじめず悩む眞人。
ある日、屋敷で出会った青サギに導かれ、かつて大伯父が建てたという古い塔へ向かった眞人は、もうひとつの不思議な世界に迷い込みます。そこで出会ったのは、漁師の女性キリコ、火を操る謎の少女ヒミ、そして彼を追うインコたち。やがて眞人は大伯父と再会し、“世界の秘密”に触れることになります――。
本作は宮崎監督の自伝的要素を含んだ冒険ファンタジーであり、彼自身の集大成とも言える作品です。