
「デス活」ってなんですか?
「終活(しゅうかつ)」はよく聞くけど、
最近はそれよりもっと柔らかく、もっと“自分らしく”
「死」を考える動きが広がっています。
それが、「デス活(デスかつ)」です。
どう違うの?「終活」と「デス活」
終活:主に高齢者が“死後の準備”を進める活動(お墓、遺産、葬儀など)
デス活:年齢を問わず、“自分の死”と向き合い、どう生きたいかを考える活動
つまり、「死について考えることで、今の人生を見つめ直す」のがデス活の特徴です。
デス活って、たとえば何をするの?
エンディングノートを書いてみる
「もしもの時」の医療希望を整理する
SNSやサブスクの“デジタル遺産”を管理
遺影フォトを今のうちに撮る
“どんな風に死にたいか”をテーマに語るイベントに参加
どれも、身近な一歩から始められるものばかりです。
なぜいま、“若い世代”にも広がっているの?
災害や戦争の報道、感染症などで「死」が遠くないと感じた
親の介護や終活を手伝う中で、自分ごとになった
「今の自分が、本当にやりたいことをしてる?」と考えるきっかけになるから
怖くない?気持ちが落ち込まない?
実は、「死を考えること」はネガティブなことばかりではありません。
やりたいことに素直になれる
家族やパートナーとの関係を見直せる
“今を大事にする”という意識が高まる
など、“今をよりよく生きる”ための原動力になるという声が多いんです。
まとめ:「死を考える=生を整える」
“死”は誰にでも平等に訪れること。
でも、その日までをどう過ごすかは、自分で選べる。
デス活は、「人生の終わりの準備」というより、
「これからをもっと、自分らしく生きるためのヒント」かもしれません。