
蛇窪神社の大行列の理由とは
2025年6月29日(土)、「己巳(つちのとみ)の日」にあたる本日、東京都品川区にある蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)では、かつてないほどの参拝者が詰めかけ、午前9時の時点で“8時間待ち”となり、列の打ち切り=参拝規制が行われました。
公式からは「現在は新たにお並びになれない状況です。大鳥居前でのご参拝をお願いいたします」とのアナウンスが発表され、多くの参拝客が驚きとともにSNSで報告しています。
蛇窪神社とは?──「白蛇さま」で金運祈願の聖地
蛇窪神社は、正式には上神明天祖神社といい、古くから「白蛇さま」が祀られる神社として知られています。
この白蛇は弁財天の使いとされ、金運・財運・芸事・学問にご利益があるとされ、ビジネスマンや受験生にも人気。
特に、60日に一度訪れる「己巳の日」は、白蛇とゆかりの深い超開運日とされ、毎回多くの参拝客が訪れます。
“己巳の日”とは?
暦の上で「巳(み)の日」は弁財天に縁のある日。
その中でも「己巳(つちのとみ)」はさらに強力な金運日とされ、「何か新しいことを始める」「お金に関するお願いごとをする」に最適とされています。
この日、蛇窪神社には特別な御朱印や授与品も登場するため、熱心な参拝者が夜明け前から列をなします。
SNSには“参拝難民”の声も
本日の8時間待ちという状況に、X(旧Twitter)では、
「遠方から来たけど並べなかった…」
「鳥居の前で手を合わせました」
といった“参拝難民”の声も見られました。
一方で、鳥居の前で静かに祈る人々や、整理を行う神社職員への感謝の声も。
今後の参拝はどうする?
蛇窪神社では次回の己巳の日も混雑が予想されます。
確実に参拝したい方は以下の対策がおすすめです:
事前に公式SNSで規制情報を確認
日をずらして“遠隔参拝”や“後日参拝”も検討
鳥居前での簡易参拝もOK
まとめ:白蛇信仰は“熱狂”の域へ
スピリチュアルな要素と、現実的な「金運」へのご利益が相まって、蛇窪神社は令和の“超・人気神社”へと進化しています。
今回のような規制は混乱回避のためにも必要な措置。
次回以降、参拝を希望する方は、くれぐれも無理をせず、余裕を持って安全第一で臨みましょう。