tend Editorial Team

2025.07.12(Sat)

【衝撃の史実】キングダムの主人公・信、実は“下僕出身”ではなかった。映画の前に知っておきたい「本当のキングダム」

【歴史検証】映画公開前に読みたい!"キングダム"キャラの史実を徹底比較、信・嬴政・王騎…どこまで実在していたのか!?

【キングダム×歴史】信、嬴政、王騎…実在した!?

2026年夏、山﨑賢人主演の映画『キングダム』最新作が劇場公開決定!
ビジュアルには「思いを受け止め、前へ」というコピーと、剣を構える信(しん)の姿。

長年にわたり日本で絶大な人気を誇るこの物語は、中国の「春秋戦国時代」を舞台に描かれた壮大な歴史ロマンです。
では実際に、キングダムの登場人物たちはどこまで史実をもとにしているのか?

ここでは、作品のキーパーソンたちと、リアル中国史を照らし合わせながら解説していきます。

信(しん)=李信(りしん)将軍がモデル!

キングダムの主人公・信は、史実上では「李信」という実在の将軍がモデル。
秦王・嬴政(後の始皇帝)に仕え、若くして将軍となった実力派の人物です。

史実によれば、信は蒙恬(もうてん)・王翦(おうせん)と並び称された将才であり、紀元前223年ごろには楚との戦いで軍を率いています。
ただし、作中のような"下僕出身"や"漂との出会い"は創作で、人物像はかなり脚色されていると考えられます。

嬴政(えいせい)=後の始皇帝!史実でも超重要人物

嬴政は、史実でも秦の王であり、後に中国史上初の「皇帝」=始皇帝となる人物。
彼は、紀元前221年に中華統一を成し遂げ、中央集権体制を築いたことで知られています。

キングダムでも描かれる通り、即位当初は政敵や内乱に苦しみますが、法治国家建設に邁進。
作中の「呂不韋」や「嫪毐(ろうあい)」との政争も史実に存在し、かなり忠実に描かれている部分です。

王騎(おうき)=実在の人物?謎多きキャラ

王騎はカリスマ的な“武の化身”として描かれていますが、史実で「王騎」という将軍がいた記録は非常に少なく、
おそらくモデルとなったのは同時代の名将「王齕(おうこつ)」と考えられています。

王齕は秦の武将として楚を攻めた記録があり、信と同時期に活躍した人物。
"王騎のような圧倒的強者"は、複数の史実将軍をミックスして創られたキャラクターと言えるでしょう。

政争・戦争・外交…春秋戦国時代のリアルとは?

物語の舞台である「春秋戦国時代」(紀元前770年〜221年)は、中国が「周王朝の弱体化」によって群雄割拠の混乱期に突入した時代。
戦国時代に入ると、秦・楚・斉・燕・韓・魏・趙の"戦国七雄"が覇権を競い合い、まさにキングダムそのものの世界です。

・“合従軍”のような対秦包囲網
・内部クーデターや王族の暗殺
・有能な策士たちによる知略バトル

など、史実もスリリングな展開の連続で、まさにフィクション顔負けのドラマが繰り広げられていました。

まとめ:「キングダム」は歴史に学べるエンタメ!

『キングダム』は、フィクションとしての演出を加えつつも、秦の統一に向けたリアルな史実をなぞる“教育的エンタメ”とも言える作品。
信や嬴政のように「本当にいた人物」がベースになっているからこそ、彼らの成長やドラマにより深みが生まれています。

2026年夏の映画公開を前に、原作を再読するもよし、春秋戦国時代をちょっとだけ学んでみるもよし。
"史実と物語の交差点"から見えてくる、新しいキングダムの楽しみ方がきっとあるはずです。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2025.11.10(Mon)

「相手しなきゃいい」「放っておいては?」と呆れる声が集まる。溝口勇児氏が元プロボクサー・飯田将成の挑発に怒り心頭
tend Editorial Team

NEW 2025.11.10(Mon)

ちいかわの「うさぎ」がついに発した“あの言葉”にファン大興奮!「待ってた」「感動した」とSNSでトレンド入り
tend Editorial Team

NEW 2025.11.10(Mon)

「家を売るんじゃなかった」貯金3,000万円も六畳一間の74歳男性が後悔、老後の「住まい」と「お金」は別物か
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.09.19(Fri)

これが料理嫌いなママの作品…?我が子の為に頑張った、作り置き投稿に広がる感動。母の愛に「愛する息子へのお料理、プライスレ...
tend Editorial Team

2025.08.18(Mon)

祝砲!森咲智美、第2子女児の出産を電撃報告!「2人目!おめでとう!」とママたちから共感と祝福が殺到
tend Editorial Team

2025.09.18(Thu)

朝倉未来、溝口勇児の長文投稿に「明日ジムで待ってます」とユーモアある切り返し。「そこ試合決定で」「この展開面白すぎるな」...
tend Editorial Team