
今後の活動方針を報告
「目が見えづらい」YouTuberが語った“流行り目”のリアルと今後の活動。
人気YouTubeチャンネル「足の裏から人間になるには」の投稿者が、現在目を隠している理由と今後の活動について視聴者へ報告しました。
動画の冒頭では、右目の視界がひどくぼやけ、光を極端に眩しく感じている状態であることが明かされます。
これは、アデノウイルスによる「流行性角結膜炎(いわゆる流行り目)」が原因で、初期は単なる充血と思いきや、症状が進行し角膜炎へと悪化。
黒目の半分が白く濁っており、スマホの文字も読めないほどの状態だといいます。
元々視力は両目とも1.5以上と良好だった投稿者にとって、ぼやけた視界は慣れず、不安が募る日々。
特に右目の回復については、医師からも「角膜の濁りが残る可能性がある」と伝えられ、今後の視力に影響が残る懸念もあるとのことです。
普段はすぐに治ると考えていたものの、今回はすでに1週間が経過しており、予定していた撮影や企業案件はすべて延期せざるを得ない状況に。
直接謝罪の意を込めて動画を公開したといいます。
今後の活動としては、視界が回復するまでメイク動画の投稿は一時休止する方針を発表。
医師の指導に従い、4時間おきの目薬投与と安静を続けていくとのことです。
また、視聴者に向けて「アデノウイルスは非常に感染力が強く、夏に流行しやすい」と注意喚起。
手洗いの徹底と、目を触らないことの大切さを訴えました。
動物から感染する場合もあるという情報も共有され、軽く見ないよう警告しています。
動画の後半では、個人的な背景にも触れ、両親関連の出費が重なった直後の感染だったこと、過去に人生最大の困難を経験してきたことを明かしながら、「辛いは幸せの途中」という信条で前を向いている様子が語られました。
「回復したら、またメイク動画で楽しいことを届けたい」「今回のこともいつか笑って話せるようにしたい」と、前向きなメッセージで締めくくられたこの動画は、体験の共有だけでなく、同じような症状に悩む人への警鐘にもなっていました。
突然の目の不調、それも日常を奪うレベルのものに見舞われながらも、視聴者に真摯に報告し、前を向こうとする姿勢に胸を打たれました。
ウイルス性の目の病気がここまで深刻になるとは…と驚かされると同時に、感染対策の重要性を再認識させられます。「辛いは幸せの途中」という言葉に、本人のこれまでの人生と強さが詰まっていて、静かながらもとても力強い動画でした。
「同じ経験あるから涙出た」「ゆっくり休んでください」「症状の説明がリアルで参考になった」など、多くの視聴者が共感や応援の声を寄せています。