tend Editorial Team

2025.08.12(Tue)

【猛暑の避難所】外は35度、中は13度。宇都宮の『巨大地下空間』夏に絶対行きたくなる「大谷資料館」とは。

大谷資料館の公式ページより引用

「宇都宮に、まるで古代遺跡のような巨大地下神殿があるらしい」

SNSでそんな噂が囁かれているのをご存知でしょうか。

投稿された写真には、確かに神秘的で圧倒的なスケールの空間が広がっています。

この謎に満ちた空間の正体は何なのか、気になったので公式ページなどを調べてみました。

 

気温13℃の異世界?噂の「大谷資料館」とは

調査の舞台は、栃木県宇都宮市にある「大谷資料館」です。

ひんやりとした階段を降りた先には、広さ2万平方メートル、深さ30メートルにも及ぶ巨大な地下空間が広がっているそうです。

野球場が一つ入ってしまうほどの大きさで、坑内の気温は夏でも13℃ほどと、まさに天然のクーラーです。

壁面に残る手掘りの跡が荘厳なライトに照らし出され、まるでRPGのダンジョンのような幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

有名アーティストのPVから高級シャンパンのパーティーまで

この場所の魅力は、その空間だけではありません。

調べてみると、数々の有名アーティストのミュージックビデオや、映画・ドラマのロケ地として頻繁に使用されていることがわかりました。

さらに、高級シャンパンのパーティーや企業の新作発表会、さらには結婚式まで行われているというから驚きです

。その神秘的な雰囲気は、多様な文化イベントを惹きつけているようです。

 

なぜ宇都宮にこの空間が?ついに突き止めたその正体

では、なぜ宇都宮にこのような巨大空間が存在するのでしょうか。

その正体は、1919年から1986年まで約70年間にわたって「大谷石」を採掘した跡地でした。

大谷石は軽くて柔らかく、耐火性に優れた石材で、建築家フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルにも使われたことで知られています。

戦時中は秘密工場、戦後は政府米の貯蔵庫としても利用された歴史を持ち、かつての産業遺産が、今や人気の観光スポットへと生まれ変わりました。

 

まとめ:行く前に知っておきたいこと

これから訪れる方のために、ポイントをまとめました。

まず、服装です。夏場でも坑内はかなり肌寒いので、必ず羽織るものを一枚持っていくのがおすすめです。

また、資料館の周辺には、高さ27メートルの巨大な「平和観音」や、日本最古の石仏が安置されている「大谷寺」など、見どころも点在しています。

日常を忘れさせてくれる神秘的な地下空間へ、次の休日に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2025.12.31(Wed)

期待の中国発「ラブブ」ブームに暗雲か?世界的な人気キャラを手がけるポップマートの株価が4割超の急落で市場に激震
tend Editorial Team

NEW 2025.12.31(Wed)

「節約のために実家で暮らそう」と提案する彼。引っ越し初日に判明した、彼の秘密にドン引きした【短編小説】
tend Editorial Team

NEW 2025.12.31(Wed)

「A型なのに、部屋汚ねぇな」と嫌味を言う彼。だが、私の一言をうけ黙り込んだ理由とは【短編小説】
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.10.02(Thu)

10年の活動に一体何が?人気YouTuberがーどまん、チャンネル脱退を電撃発表、「精神的にキツくなった」と苦悩を告白
tend Editorial Team

2025.12.12(Fri)

「俺ならイケるかも」勘違い中年男性の共通点は? 29歳女性が語る『おぢアタック』の実態に「うちの会社にもいる」
tend Editorial Team

2025.10.29(Wed)

「ネプリーグ伝説遺しすぎでしょ」俳優・正名僕蔵の失うものが大きすぎる“衝撃回答”がSNSで「神回認定」のワケ
tend Editorial Team