
綾野剛が俳優人生で「唯一無二の体験」と語った新作映画の魅力とは?
脚本家・監督の荒井晴彦氏との最新作品『星と月は天の穴』に俳優の綾野剛さんが出演することが発表されました。
公開された映画の公式ホームページには、綾野さんら出演者のコメントが掲載されています。
この映画は、作家の吉行淳之介による芸術選奨文部大臣賞受賞作品を映画化したものです。
過去の離婚経験から女性を愛することを恐れる小説家・矢添克二を綾野さんが演じます。
綾野さんは今回の役について「これまでに見せたことのない枯れかけた男の色気」を発露させ、心と体の矛盾に揺れるキャラクターを創り上げました。
公式サイトで綾野さんは、荒井監督の脚本に導かれ「唯一無二の体験」だったと振り返っており、作品にかける特別な思いが伝わってきます。
共演者も豪華な顔ぶれです。
荒井作品3作目の出演となる田中麗奈さんが矢添の馴染みの娼婦・千枝子を演じ、新星・咲耶さんが矢添の心に無邪気に入り込む女子大生を演じ、さらに柄本佑さん、宮下順子さん、MINAMOさん、岬あかりさんらが脇を固め、物語の世界観を創り上げています。
本作は1969年の日本を背景に、愛をこじらせた男の私的な物語を、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴った<R18>指定の異色作です。