
静岡県にある「富士サファリパーク」は、今も昔も変わらない、動物ふれあい体験の王道スポットです。
しかし、その楽しみ方は時代と共に進化し、多様化しています。
「自家用車で回るべきか、それとも名物のジャングルバスか?」という究極の選択に、多くの人が頭を悩ませているのです。
実際に訪れた人々のリアルな口コミを徹底的に調査すると、それぞれの楽しみ方の“正解”と、多くの人が見過ごしている“もう一つのサファリ”、そして手放しでは賞賛できない“残念な施設”の存在まで、その光と影が明らかになりました。
最大の論争「ジャングルバスvsマイカー」。口コミが導き出した“正解”とは?
富士サファリパークを訪れる人が最初に直面する問題、それが「ジャングルバスに乗るか、マイカーで回るか」です。口コミでも、この二つの選択肢を巡って熱い議論が交わされていました。
スリルと感動を求めるなら「ジャングルバス」一択!
「金網越しですが、すぐ数十cmのところにライオンなどがやってくるので、動物たちの息遣いも伝わってくるんです。サファリゾーンは自分の車でも回ることができますが、エサやり体験も含めて、絶対にジャングルバスがおすすめです!」
「運転手さんの説明を聞きながら、クマ、ライオン、ラクダに餌やりをして間近にたくさんの動物が見れてとても楽しかったです。」
口コミで圧倒的な支持を得ていたのが、金網張りのジャングルバス。
クマやライオンに直接エサをあげられる体験は、「興奮した」「迫力がすごい」と絶賛の嵐。動物たちもエサがもらえることを知っているため、驚くほど近くまで寄ってきます。
このスリルと臨場感は、ジャングルバスでしか味わえない最高の体験と言えるでしょう。
ただし、休日はチケットがすぐに売り切れるため、「朝早くに行って、まずジャングルバスのチケットを取る事をお勧めします」という声が多数でした。
自由とマイペースを重視するなら「マイカー」
「マイカーで周りましたが、自分たちのペースで周ることができ、楽しめました。」
「1月の朝はガラガラなこともあり、娘が見たい動物を好きなだけ見せてあげられ、娘は大満足!」
一方、マイカーの魅力は、その自由度の高さ。時間制限なく、好きな動物の前で好きなだけ時間を過ごすことができます。
小さな子どもがいる家族や、動物の写真をじっくり撮りたい人にとっては、自分たちのペースで回れるマイカーが最適という声が多く見られました。
結論として、スリル満点のエサやり体験をしたいならジャングルバス、自由気ままに観察したいならマイカーというのが、口コミから見えた一つの“答え”のようです。
“車窓”だけじゃない!口コミで人気の「ウォーキングサファリ」と「ふれあいゾーン」
サファリパークの魅力は、車で回るサファリゾーンだけではありません。多くのリピーターが楽しんでいるのが、自らの足で歩く「ウォーキングサファリ」です。
「オススメはウォーキングサファリで、えさやりもでき、大興奮でした!」
「結構歩く。そして、『これ、ほとんど見えないじゃん』という動物もいました。(中略)餌やりができるところは結構近くで見れましたけど。」
約1.5時間ほどのハイキングコースのような道のりで、車からとはまた違った目線で動物たちを観察できます。さらに、「ふれあいゾーン」ではカンガルーやカピバラに触ったりエサをあげたりと、より身近に動物たちを感じることができます。
一方で「犬好きは行かない方がいい」の声も。物議を醸す“犬の館”のリアル
しかし、手放しで賞賛されているわけではありません。
特に、別料金の施設である「犬の館」については、非常に厳しい意見が複数寄せられていました。
「犬好きは悲しくなるので行かない方がいいです。わんちゃん達が、裏ではスタッフ達から愛情を持って世話されていることを切に願っています。」
「犬が好きなら行かないほうが良いです。」
施設の環境や、犬たちの精神的なストレスを心配する声が目立ちます。
動物との“ふれあい”をテーマにする施設だからこそ、そのあり方について考えさせられる、重い指摘と言えるでしょう。
まとめ:楽しみ方は無限大、でも“予習”は必須
富士サファリパーク。
そこは、スリル満点のバスツアーから、自由なマイカー探検、そしてアクティブなウォーキングまで、多様な楽しみ方ができる奥深い場所でした。
最高の体験をするためのコツは、「自分たちの旅のスタイルに合わせて、事前に計画を立てること」。そして、様々な施設がある中で、自分たちに合った場所を選ぶ情報収集も大切です。
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