
「東宝シンデレラ」グランプリ受賞者が月9で共演
現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』が、10月20日放送の第3話で大きな話題を呼びました。主演の沢口靖子さんと、若手女優の福本莉子さんがサプライズ共演を果たし、ドラマファンから熱い視線が注がれています。
この共演が特に注目を集めたのは、両名が「東宝シンデレラ」オーディションのグランプリ受賞者という共通点を持つためです。沢口靖子さんは1984年の第1回グランプリ、福本莉子さんは2016年のグランプリ受賞者。
ドラマの中での彼女の登場は、情報犯罪の被害で閉店した団子店の前という、わずかなワンシーンでした。団子を愛する通行人という役柄でしたが、沢口さん演じる二宮奈美の横を通り過ぎる姿に、SNSでは「まさかの東宝シンデレラ共演!」「粋な演出」「数秒出ててビックリ!」といった声が多数寄せられました。
『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は、すでに第5弾となる人気シリーズで、今回からは主演に沢口靖子さんを迎え、情報犯罪専門の捜査チームDICT(ディクト)の活躍を描きます。新メンバーとして安田顕さん、人気キャラクターとして再出演する横山裕さん(SUPER EIGHT)ら豪華キャストの演技も、ドラマ開始前から話題となりました。
今回の「シンデレラ」の共演は、単なるキャスティングの妙に留まりません。情報犯罪の被害者が出た現場での、ベテラン刑事(沢口)と通りすがりの若い世代(福本)という構図は、現代社会の「情報化の闇」が、世代や立場に関係なく人々の日常を侵食しているという、第3話の根幹のテーマを象徴しているとも言えます。
今後も、情報犯罪という現代的なテーマを深く掘り下げながら、視聴者を驚かせる展開が期待される月9ドラマから目が離せません。