「なんであんなくだらない話しちゃったんだろう…」水卜アナが語る愛される上司の姿とは…
2025年11月11日に放送された日本テレビ系『ZIP!』で、総合司会を務める水卜麻美アナウンサーが、前日に急逝した菅谷大介アナウンサー(享年55)との最後の会話や思い出について語り、涙を流す場面がありました。
水卜麻美アナウンサーは、『ZIP!』にも出演していた菅谷アナについて、番組への復帰を心待ちにしていたこと、代わりに視聴者に人柄を紹介したいとして話し始めました。
話し始めるとすぐに、涙で言葉が詰まってしまった水卜アナ。声を振り絞りながら数日前にした最後の会話を振り返りました。「聞き上手なので、(自分の旅行の話を)『うんうん、良かったね』って聞いてくれて、なんでそんなくだらない話をしちゃったんだろうって思ったんですけど…」と回顧しました。
新人時代から菅谷アナと共演する機会が多かった水卜アナは、「めちゃくちゃやってもいいよ、いいよ、面白いからそのままでいいよ」と、個性を全肯定し、優しく指導してくれた理想の先輩だったと振り返りました。
管理職であった菅谷アナに対し、水卜アナが提出物を出さず『ダメな社員』でいた時も、こっそり代わりにやってくれたり、事務的なメールに必ず「今日やってたあれ面白かったね」や「体調大丈夫」といった温かい言葉を添えてくれたといいます。
後輩から尊敬され、慕われていた菅谷アナウンサーの人柄が伝わるエピソードに、SNSでは共感と追悼の声が相次ぎました。
「最後の会話のエピソード、菅谷さんの優しさが伝わって胸に響きます。」
「めちゃめちゃ良い先輩やったんやろな。」「後輩からも慕われた方だったんだね。」
「朝の番組で水卜麻美アナウンサーや後輩アナウンサーが想いを話していましたが人柄の良さを感じるエピソードばかりで涙。」
今回の『ZIP!』での水卜麻美アナの涙と告白が話題を集めたのは、菅谷アナウンサーが現代の職場で求められる「最強の先輩像」そのものだったからです。
水卜アナの個性を否定せず肯定し、事務的な連絡にも人間的な温かさを添える菅谷アナの姿勢は、「後輩を育てる」という先輩の役割の理想形を示しました。立場の上下に関係なく、後輩のしょうもない話にも聞き上手であった菅谷アナの優しさは、多くの働く人々にとって「こんな先輩に出会いたかった」という共感と憧れを呼び起こし、それに伴い、故人に対する喪失感を深める結果となりました。
水卜麻美アナウンサーが涙とともに語った菅谷大介アナウンサーのエピソードは、理想の先輩像と人との温かい繋がりの大切さを改めて教えてくれました。水卜アナが総合司会を務める『ZIP!』は毎週月曜~金曜、朝の5時50分~放送中です。














