駐日米国大使、中国総領事らに皮肉か
駐日米国大使のジョージ・グラスさんが、11月15日に自身のX(旧ツイッター)を更新しました。
中国の駐大阪総領事らに向けた皮肉交じりのメッセージを投稿し、注目を集めています。
発端となったのは、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、高市早苗首相による台湾有事をめぐる7日の国会答弁に対し「汚い首は斬ってやる」などとSNSに投稿したとされる問題です。
これを受け、グラス大使は15日、
「さながら一足早くクリスマスを迎えた気分です」
と切り出し、
「呉江浩駐日中国大使、薛剣駐大阪中国総領事におかれましては、揺るぎない日米の絆を一層深めるためのご尽力、まことにお疲れさまでございます。心からの感謝を。」
と投稿しました。
薛剣総領事のものとされる一連の投稿は、日本の首相に対する過激な表現として大きな波紋を呼んでいました。
今回のグラス大使の投稿は、中国側の発言が逆に日米の結束を強固にする結果になっていると指摘する、外交的な皮肉と受け止められています。
この投稿に対し、SNS上では
「素晴らしい余裕と皮肉をありがとうございます。」
「この皮肉の効っぷりよ。グラス氏のセンスに脱帽する。」
「いろんなニュアンス含めて完璧な日本語ですね笑」
「なんて素敵な言い回し」
といった声が寄せられています。
さながら一足早くクリスマスを迎えた気分です。呉江浩駐日中国大使、薛剣駐大阪中国総領事におかれましては、揺るぎない日米の絆を一層深めるためのご尽力、まことにお疲れさまでございます。心からの感謝を。 https://t.co/wd6A6CWGFG
— ジョージ・グラス駐日米国大使 (@USAmbJapan) November 15, 2025
※当記事では、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づき、ポスト(投稿)を引用・掲載しています。














