RSKテレビ、能舞台収録への批判に説明も反発広がる
RSKテレビ(RSK山陽放送)が12月29日、公式X(旧Twitter)を更新し、能舞台での番組収録に関する批判に対して「説明」を行いましたが、これがさらなる反発を招いています。
事の発端は、12月27日に投稿された特別対談番組『石破茂×小長啓一 未完の列島改造』の告知でした。
番組では、石破茂前総理大臣と田中角栄元総理の秘書官を務めた小長啓一氏が、歴史ある能舞台にスーツと革靴姿で上がり、ソファに座って対談。
この演出に対し、SNS上では批判の声があがりました。
これを受け、同局は29日にXで「能舞台保護のため、予め床板の上に養生を施した状態で収録を行いました。説明(表示)が不十分だったことにお詫び申しあげます」と投稿。
傷がつかないよう物理的な対策はしていたと釈明しました。
今回の騒動で問題となっているのは、局側が「物理的な保護(養生)」を論点にしているのに対し、視聴者は「精神的な敬意(不敬)」を問題視している点です。
SNSでは以下のようなコメントが寄せられています。
「板を敷いたからOKとかそういう問題ではない。」
「神聖な能舞台に靴で上がることの不遜さが理解できないなら、使うこと自体やめるべき。不敬です」
「説明ではなくお詫びが必要。」
「伝統芸能への敬意を持ってほしい」
能舞台の使用に関し、ご指摘をいただいている件についてご説明します。
— RSKテレビ(RSK山陽放送)【公式】 (@RSK_tv6) December 29, 2025
能舞台保護のため、予め床板の上に養生を施した状態で収録を行いました。説明(表示)が不十分だったことにお詫び申しあげます。 https://t.co/tG83MvULz9
※当記事では、X社(旧Twitter社)の「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づき、ポスト(投稿)を引用・掲載しています。














