SNSで拡散された高校内での暴力動画にへずまりゅう氏が異議を唱える
インターネット上で数日前から拡散され、大きな波紋を広げている動画があります。栃木県内の高校のトイレ内とみられる場所で、複数の生徒が取り囲む中、一人の生徒が無抵抗の相手に対して顔面へのパンチやハイキックを見舞うという衝撃的な内容です。周囲からは笑い声さえ漏れるその光景に、多くの視聴者が言葉を失いました。この事態にいち早く反応したのが、元ユーチューバーで現在は政治活動でも注目を集める、へずまりゅう氏です。
へずまりゅう氏は自身のX公式アカウントにて、実名が記された高校の校門前で撮影した写真を公開しました。これから教育委員会と県議会に抗議へ向かうと綴り、いじめは断じて許されない犯罪であると強い憤りを露わにしています。実際に教育委員会へ足を運び、直接対話を行ったことを報告するその行動力には、単なる批判に留まらない切実な熱量が宿っていました。
なぜ、彼はここまで突き動かされたのでしょうか。続く投稿で明かされたのは、彼自身の痛ましい記憶でした。高校時代、部室で同級生から似たような暴力行為を受け、皆の前で土下座を強要された経験があるといいます。動画を見て手の震えが止まらなかったと吐露する言葉からは、過去の傷跡がいかに深いものであるかが伝わってきます。だからこそ他人事とは思えず、動かずにはいられなかった。その真っ直ぐな叫びは、同じように苦しむ誰かへの「絶対に負けるな」という力強いエールとなって響いています。
SNS上ではユーザーから
「へずまさんの行動力は素直にすごいと思う」
「動画を見て吐き気がしたから、こうして動いてくれる人がいるのは救い」
「いじめという言葉で片付けてはいけないレベルの暴行だ」
といった声が相次いでいます。匿名での批判が溢れる中、実名で矢面に立つ彼の姿勢に、多くの人が共感を寄せているようです。
栃木県警もこの件を重く見ており、5日には暴行容疑で捜査を開始したことを明らかにしました。既に動画に映っていた生徒から事情を聴くなど、事態は法的な解決に向けて動き出しています。
ネットの拡散力は、時に残酷な形で被害者を追い込みますが、今回のように声を上げるきっかけを作る側面も持ち合わせています。
へずまりゅう氏が示した「過去の自分を重ねて動く」という人間味のあるアクションは、画面越しの怒りを具体的な解決へと繋げる一歩になったのではないでしょうか。














