呆れるほど徹底した「自分第一主義」
私の職場には、驚くほど自己中心的で責任感のない上司がいました。
30代になり、仕事の重みも増してきた中で、その上司との関わりは毎日がストレスの連続。
特にその「無責任さ」には、何度も頭を抱えることになりました。
その上司は、とにかく自分の非を認めない人でした。
仕事でミスが発覚すれば、自分に原因があっても「私は聞いていない、そんなの知らんぞ」「〇〇さんの進め方が悪かった」と瞬時に部下や周囲のせいにして逃げてしまうのです。
トラブルが起きた際も、事態を収束させることより自分を守ることに必死。
信じられないような言い訳を並べ立て、責任の所在をうやむやにするのが日常茶飯事でした。
そのくせ、いざ仕事が成功したりスムーズに進んだりすると、待っていましたと言わんばかりに「私が的確な指示を出したおかげだ」と胸を張り、手柄を独占します。
そんな理不尽な振る舞いに、職場には常にモヤモヤとした空気が漂っていました。
私を救ってくれた「周囲の目」
心が折れそうな毎日でしたが、そんな私を支えてくれたのは、他の上司やお客さんの言葉でした。
「これ、あなたにお願いできる? あなたなら安心だから」
「いつも丁寧に対応してくれて、本当に助かっているよ」
「〇〇さんのおかげで、仕事がスムーズに進んだね」
そんな声をかけてもらえるたびに、「ああ、ちゃんと見てくれている人はいるんだ」と胸が熱くなりました。
自分勝手な上司の影で、私の地道な努力や誠実さを評価してくれる人たちが、すぐそばにいたのです。
自滅していく上司と、訪れた平穏
一方で、周囲の信頼を失い続けた上司の末路は、実にあっけないものでした。
徐々にお客さんからは直接の苦情が入り、スタッフも一人、また一人と距離を置くようになっていきました。
職場の空気はどんどん冷ややかになり、気づけばその上司の周りには誰もいなくなっていたのです。
最終的に、その上司は誰からも惜しまれることなく、静かに職場を去りました。
引き止める人は一人もいません。
それどころか、 「やっといなくなったね……」 と、周囲は安堵の表情を浮かべていました。
上司がいなくなった後、不思議なことに私は以前よりもずっと、周りから頼りにされるようになりました。
あの時のスカッとした感覚は、今でも忘れられません。
結局、「人の本質」は隠し通せるものではなく、周囲は冷徹なほどによく見ているのです。
悪いことをしていれば自然と居場所を失い、誠実に頑張っていれば必ず誰かが評価してくれる。
それが、私がこの職場で学んだ一番大切なことでした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














