仕事終わりの「地獄の相談タイム」
私の職場には、少し変わったというか、神経を疑ってしまうような先輩がいました。
同じ会社の既婚男性と不倫をしていたのですが、なんとその二人、付き合っていることを自分たちから周りに言いふらしていたんです。
「私たち、実は付き合ってるんだよね」
「これ、二人だけの秘密だよ(笑)」
なんて報告されても、周りは「え、不倫だよね?」「なんで堂々と言えるの?」とドン引き。
応援する人なんて一人もおらず、会社全体が常にピリついた、何とも言えない微妙な空気に包まれていました。
特に被害を受けたのが私です。
その女性の先輩は、私を「都合のいい聞き役」だと思ったらしく、顔を合わせるたびに不倫の愚痴を聞かせてくるようになりました。
「ねえ、ちょっと聞いてよ。彼、全然奥さんと別れてくれないの」
「はあ……そうなんですか」
「『いつか離婚して君と結婚する』って言ったのに、もう半年も経つのよ! ひどくない?」
正直、心の中では「知らんがな」のひと言。
早く帰りたいのに、仕事終わりにわざわざ出口で待ち伏せされてまで相談(という名のノロケと愚痴)をされる日々。
「すみません、今日は予定があるので……」
「ちょっとだけ! 私、今本当に辛いの。ねえ、どう思う?」
逃げようとしても捕まり、中身のない話を延々と聞かされる苦痛。
私のストレスは限界寸前でした。
突然訪れた修羅場と、あっけない幕切れ
そんなある日、ついにその時がやってきました。不倫が相手の奥さんにバレたのです。
会社には奥さんからの連絡や抗議があったという噂が広まり、まさに修羅場。
騒ぎは当然上司の耳にも入り、あっという間に人事沙汰になりました。
「彼、急に遠くの支店に異動が決まったみたい……」
「……そうなんですね」
結局、二人はそのまま別れることになったそうです。
あれだけ周りに言いふらして、他人を巻き込んで自分たちの世界に浸っていた二人の結末としては、あまりにもあっけないものでした。
巻き込まれていた側としては、ようやく静かな日常が戻ってきて、今は本当にスッキリした気持ちで仕事に集中できています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














