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天国から地獄へ!「ただの人」になった元特権階級たちの涙の撤収劇
選挙に落ちればただの人。そんな使い古された言葉が、これほど残酷に響く瞬間はありません。つい先日まで永田町でふんぞり返っていた代議士たちが、落選が決まった途端、わずか4日間という猶予で議員会館や宿舎からの強制退去を命じられるのです。まさに問答無用の追い出し。昨日までの先生という呼び声は消え、残されたのは山のような機密書類と、使い道のなくなった思い出の品々だけでした。
かつての自民党大敗や民主党政権の崩壊時にも繰り返されてきたこの光景ですが、今回118もの議席を失った中道改革連合の面々にとっては、まさに悪夢のような現実でしょう。ベテランの枝野幸男氏や安住淳氏といった面々までもが、慌ただしく荷物をまとめる姿には、権力の無常さを感じずにはいられません。当選19回を誇る小沢一郎氏ですら、このルールからは逃れられないのです。
SNS上では、このあまりにスピーディーな転落劇に対し、冷ややかな視線とわずかな同情が入り混じっています。
『落選した途端にエレベーターに養生が貼られて追い出されるなんて、まるでお通夜みたいで切ないな』
『今まで特権を享受してきたんだから、これくらい当然。むしろ4日も猶予があるだけマシじゃないか』
『秘書も一緒に失職するのはキツい。議員本人は元国会議員の肩書きで再就職できるだろうけど』
『自分で車を運転して3往復して引っ越しとか、急に庶民に戻されてて笑える。これが本来の姿だよ』
実際、引っ越しの内幕は壮絶です。宮崎謙介元議員によれば、費用はすべて自腹。機密保持のためにシュレッダー作業に追われる一方で、忠誠心のない秘書は手伝いもせず次の就職活動に奔走するという、人間関係の縮図のような光景が繰り広げられます。パパ活問題で辞職した宮沢博行氏にいたっては、節約のために自ら荷物をまとめ、初当選時の日めくりカレンダーを大切に持ち帰ったといいます。
さらに切実なのは、落選した瞬間に無職となる現実です。静岡の源馬謙太郎前議員は、家族とともに大きめの車で地元まで片道3時間半を3往復したと明かしました。かつて三ツ星国会議員に選ばれたプライドも、自らの手で運ぶ荷物の重さの前には無力です。テレビに映る国会の様子を外側から眺める悔しさは、想像に難くありません。
しかし、落選後も元議員という看板を武器に活動できる彼らは、明日をも知れぬ生活を送る本当の弱者とは一線を画しています。














