tend Editorial Team

2026.02.25(Wed)

「世の中そういうもんでしょ」と私の話を理解してくれない夫。こんな時、私は夫になんて言えばよかったのだろうか

「世の中そういうもんでしょ」と私の話を理解してくれない夫。こんな時、私は夫になんて言えばよかったのだろうか

夫の何気ない言葉

夫とリビングでくつろぐ、何気ない夜のこと。

「ねえ、ちょっと聞いてよ。知り合いの話なんだけどさ……」

口をついて出たのは、知人が巻き込まれたあるトラブルの話。

被害を受けた側が、今後の対策のために自腹を切って手間までかけなければならないという、あまりにも理不尽な状況についてです。

「ほんと、ひどい話だよね。なんで被害に遭った方が、こんなに我慢して負担しなきゃいけないのかな」

熱を込めて話す私。すると、スマホをいじっていた夫がふと顔を上げて言いました。

「うーん……でもさ、それってタバコと一緒じゃない?」

「えっ……? タバコ?」

「ほら、吸わない人が煙を避けるのは仕方ない的なさ。世の中そういうもんでしょ」

軽い口調で言い放たれたその言葉。一瞬、私は息を呑みました。

目の前に座っているはずの夫が、急に遠く、まるで知らない人のように感じられて…。

胸に広がるモヤモヤに、すっかり言葉を失ってしまったのです。

(いや、それは絶対に違う)

心の中で激しく渦巻く違和感。

タバコには社会的なルールがあり、分煙され、煙を避けるための場所もきちんと整備されているもの。

でも、この話はまったくの別物。被害者が一方的に我慢を強いられ、ただ耐えるしかないような状況です。

それを「タバコと同じ」とあっさり切り捨ててしまうなんて。悪びれもしないその姿が、信じられないほど冷たく見えました。

「……そう、なのかな」

「違う」と反論したかった。

でも、彼を納得させるような論理的な言葉がすぐには出てきません。うまく説明できない自分が、たまらなくもどかしくて悔しい。

夫へのモヤモヤ

その時、胸の奥から込み上げてきたのは、夫への「怒り」ではありません。

家族という一番身近な場所にいるのに、自分一人だけがぽつんと遠い場所に置いていかれたような、深く冷たい「孤独」でした。

「どうしたの?急に黙り込んじゃって」

「……ううん、なんでもない」

うまく言い返せなかったからといって、私の感じたこのモヤモヤが間違っているわけではないはず。

あの日からしばらく経った今も、自分の中で明確な答えは出ていません。

それでも、あの夜の心のざわつきを、無理に「なかったこと」にはしたくない。言葉にならなかった小さな違和感だけは、これからも大切に抱えていこうと思います。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.09.08(Tue)

「3万円はすぐ返すから、そんなに怒るなよ」3万円を少しずつ返していた知人。半年後に完済した直後、届いた一文に唖然
tend Editorial Team

NEW 2026.09.08(Tue)

「全部渡したら使えるお金がなくなるから」割り勘のはずなのに、彼が398円しか払わなかった理由
tend Editorial Team

NEW 2026.09.08(Tue)

「昨日の居酒屋代、5000円ね」毎回言われた金額を払っていた彼女。だが、3か月分を計算して分かった差額
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.08.29(Sat)

「お子さん二人だと大変でしょう」飛行機が飛ばず3時間待った私たち。だが、このトラブルが思い出になったワケ
tend Editorial Team

2026.03.20(Fri)

「年収も1,000万円は優に超えている」マッチングアプリで出会った自称エリートの男。だが、会計時に立場が逆転した理由
tend Editorial Team

2025.12.08(Mon)

「嘘がバレちゃう」「日本に来るな」と辛辣な声。フィフィ「中国政府、息してる?」と痛烈な皮肉、中国の『日本治安悪化アピール...
tend Editorial Team